
「香川県タグラグビー指導者講習会」実施報告書
この度、高松市教育委員会にご後援をいただき、香川県内で初めてとなるタグラグビー指導者講習会を開催致しました。 講師には、日本協会普及・競技力向上委員会タグラグビー部門長の鈴木先生(学芸大学准教授)に、遠く香川県までお越しいただきました。 講義では、鈴木先生が小学校の体育学習における「タグラグビー」の可能性についてのお話と、学芸大学付属小学校での授業の際に採取した数値データーに基づく成果の説明に参加者も非常に熱心に聴講され、中にはメモを取っておられる先生方もおられました。 実技の方は、まずタグラグビーを始めるにあたっての、準備運動代わりの「あそび」のバリエーションをいくつか紹介いただき、参加者全員で楽しく実施しました。そのあと、初めてプレーする時の基本的なルールの説明をし、徐々に実践的な練習に移行して、最後にゲームを行いました。特に今回は若い先生方に加え、小学校の先生を目指す大学生達が多かった事もあり、熱い戦いが繰り広げられ、タグラグビーの魅力を身をもって充分味わっていただけた事と思います。女子の先生の中には、初めてタグラグビーをプレーした割には、素晴らしい動きをする先生もおられ、ラグビー関係者一同驚かされる場面もありました。 実技の後、講義・実技を通してのまとめ・質疑応答を行いました。先生方からは、タグラグビーの道具の事やルールに関する質問をいただき、タグラグビーへの関心の強さを感じました。 報告の最後に、今回本講習会にあたり、お忙しい中受講いただいた先生方々、場所を提供いただいた国分寺南部小学校の校長先生はじめ先生方、そして鈴木先生、また講習会開催にあたりご後援をいただきました高松市教育委員会、取材にみえた四国新聞の記者の皆様、この場をお借りし深く感謝申し上げます。ありがとうございました。 報告:香川県ラグビー協会理事長・和田祥司 |