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2010/5/7

「SANYO タグラグビーフェスタ」開催レポート

鹿児島県では、三洋電機ワイルドナイツラグビー部の御協力をいただき、毎年SANYOタグラグビーフェスタを開催しています。今年で6回目になりましたが、第1・2回目は鹿児島県の子ども達にタグラグビーで夢を持たせようということで、クリスマスの日に開催していました。しかし、この日だと三洋電機のラグビー部員の方に来ていただくことが難しいということで、第3回目からはシーズンオフの3月の土曜日に開催し、毎年5〜10名程度の方にお越しいただいています。また、部員の方には、大会運営の御協力をいただき、レフリーや子ども達の指導をお願いしています。

さて、平成22年3月27日(土)、場所は鹿児島ふれあいスポーツランドで、恒例のSANYOタグラグビーフェスタを開催し、過去最高の参加者がありました。なんと70チーム600名の参加、保護者や観客、スタッフを入れると約1200名の大きなタグラグビーフェスタとなりました。大会運営については、小学校低学年1・2年生用に3コート、中学年3・4年生用に4コート、高学年5・6年生用に9コート、中学生以上に1コート、合計17コートを準備しました。コートは、ラインを引かず(芝生養生のため)、前日に約1時間かけて、三洋電機ワイルドナイツラグビー部の方のお手伝いをいただき、マーカーで全コートを作りました。今回の大会運営スタッフは、毎年お手伝いをいただいている鹿児島大学ラグビー部員20名、県協会役員25名、三洋電機ラグビー部員5名の合計50名でした。
17コートに大会スタッフとして2名ずつ配置し、各コート内でリーグ戦とトーナメント戦を行い、優勝から3位まで決定しました。このSANYOタグラグビーフェスタは、総合チャンピオンを決めるのではなく、各コートでの優勝、準優勝、3位を決め、すべてのチームにタグラグビーを通して試合の楽しさと、チーム間の交流を目的としています。今年は、17コートのそれぞれの優勝チームへ三洋電機株式会社からクリスタルトロフィーの贈呈がありました。また、フェスタの最後は、恒例のSANYOワイルドナイツのメンバーからのじゃんけんプレゼント会があったり、選手による○×クイズがあったりして、参加者へたくさんのSANYOグッズと思い出のプレゼントがありました。
参加者の声として、小学校の先生は「タグラグビーは、子どもたちにとって最高スポーツですね。このフェスタをずっと続けてくださいね。」、小学4年生は「とっても楽しかった。また、来年も楽しみ。」、6年生の女子は「中学校に行ってもやりたいです。来年も絶対に来ますね。」、指導者は「ラグビーがオリンピック種目になったので、ぜひ鹿児島からも選手を出したいですね。」など様な声を聞くことができました。

最後に、このフェスタは、三洋電機株式会社ワイルドナイツラグビー部の全面的な御理解と御協力があり開催できています。また、鹿児島大学ラグビー部の全部員がレフリーや大会スタッフとして一生懸命に動いてくださるからこそできるイベントだと、この場をかりて心からお礼申し上げます。本当にありがとうございます。きっとこのフェスタに参加した子どもや指導者、保護者はラグビーが更に大好きになってくれると思います。これは、日本ラグビーフットボール協会が目指す、「するラグビー」「見るラグビー」「支えるラグビー」につながっていくと考えます。そして、参加した600人以上の子どもたちの中から、きっとワールドカップやオリンピックの日本代表選手として活躍してくれる鹿児島県出身の選手が出ると信じています。

1フェスタの内容
  1. タグラグビー試合(※レベル4に分けて実施)
    • Aレベル(小学1・2年生)
    • Bレベル(小学3・4年生)
    • Cレベル(小学5・6年生)
    • Dレベル(中学生以上)
  2. 中・高校生へのポジション別ラグビー指導
  3. 指導者へのコーチング指導
2大会競技規則
  1. 日本ラグビー協会タグラグビー競技規則に準ずる。
  2. 試合時間:前後半6分の試合、1分のハーフタイム。
  3. チーム4人制なのでタグ3回で攻守交代 ※試合中の選手の入れ替え自由。
  4. コートの広さ:約15m×30m 
  5. 得点はゴールライン通過で1点。(※ゴール内にボールを置かなくても良い。)
  6. ゴムスパイクは使用可。スパイクのポイントが替えられるスパイクは禁止

鹿児島県ラグビーフットボール協会
普及育成委員会委員長 三 原 一 樹

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