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2018/11/9

群馬県ラグビー協会・タグラグビーティーチャー研修会

主 催 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会
共 催 群馬県ラグビーフットボール協会
日 時 平成30年9月9日(日)
会 場 群馬県勤労福祉センター(体育館)
受講者 67名
講 師 佐々木文昭(日本ラグビーフットボール協会 普及育成委員会タグラグビー部門員)
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 去る5月10日、小学生世代・U12の競技規則に関して、「低学年(小学校1、2年生:U-8)の競技規則について、都道府県協会が主催する試合にはおいては原則として、(公財)日本ラグビーフットボール協会が制定するタグラグビーを行う。ただしタグラグビーではコンタクトプレーは認められないが、ミニラグビーの中学年(小学校3、4年生:U-10)ではコンタクトプレーが認められているため、その準備段階としての日常の練習からすべてのコンタクトを禁止するものではない。」との競技規則の改訂・通達が出されました。
 今回、改訂・通達内容への移行をスムーズに進める・展開させる意味から、群馬県ラグビー協会からお声掛けいただき、県内のラグビースクールコーチ等を集めた研修会が「タグラグビーティーチャー研修会」と称して開催されました。

 日曜日の午後・夕刻から夜にかけ、前橋市内の勤労福祉センターの会議室及び体育館を使っての研修会が開催され、開催に当たり山口和男・理事長より開会の挨拶及び趣旨説明が行われ、私から冒頭に競技規則の改訂・通達の詳細な趣旨説明を行い、参加者からは活発な質疑応答が行われ、その後、スクール低学年の子ども達へのタグラグビーの指導を行う上でのスキル等を学んでもらいました。
 「タグラグビーティーチャー研修会」として「小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」のタイトルで、(1)ボールゲームの授業をめぐるひとつの問題、(2)問題の解決へ向けた2つの取り組み、(3)学習指導要領との関係について、(4)タグラグビーの魅力と題して講義を行い、ラグビースクールの子ども達にも、コンタクトを廃したタグラグビーの有効性等を理解していただきました。

 後半の実技指導では、実際にスクールの低学年の子ども達に指導する立場からの色々なスキルに関して「小学校におけるタグラグビーの指導方法」とのタイトルで、(1)準備運動としての遊び(低学年で扱う運動遊びを含む)、(2)やさしいルールのゲームとその指導法、(3)発展したルールのゲームとその指導法、(4)攻め方と守り方の作戦例と題して、基本となる2人1組のタグの取り合いと、大きな声で「タグ」の発声練習、タグ取り鬼ごっこ、パスの練習、一対一でボールを持って走る・タグの取り合い等のタグラグビーのゲーム・試合を行ううえでの基本を学んでいただき、最後に数チームに分かれた試合を行い、全員が大汗をかき実技指導を無事終了。
 ラグビースクールの低学年の子ども達へのタグラグビー導入に関して、参加いただいたコーチ全員が、理解・満足いただけ有意義な研修会になった事を報告し、結びと致します。

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報告:佐々木文昭(日本ラグビーフットボール協会 普及育成委員会タグラグビー部門員)

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