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2017/8/29

平成29年度ふくしまラグビー交流事業 タグラグビー地区別講習会

主 催 福島県 公益財団法人福島県体育協会
後 援 福島県教育委員会
協 力 日本ラグビーフットボール協会・関東ラグビーフットボール協会・
福島県ラグビーフットボール協会
日 時 平成29年7月25日(火)
会 場 郡山市立安積第三小学校 美術教室・体育館
受講者 郡山市内小学校教員等40名
講 師 佐々木文昭(日本ラグビー協会 普及育成委員会 タグラグビー部門員)
補 助 河野正俊(福島県ラグビー協会・公益財団法人福島県産業振興センターチーム長代理)
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今年度の初め、関東ラグビー協会を介して日本ラグビー協会に、福島県・公益財団法人福島体育協会及び福島県教育委員会より福島県内全ての小学校にタグラグビーの普及展開を行いたいので小学校の先生等を対象としたタグラグビーティチャー研修会を複数回開催して欲しいとの願ってもないお話が届き、初回の研修会と言う事で日本ラグビー協会から私が講師の指名を受け、郡山市まで指導に出掛けて来ました。

研修会当日の午後は、生憎の激しい降雨となり講義は冷房の効いた美術室で行いましたが、実技指導は蒸し暑い体育館で行い、受講された先生方皆さん大汗をかきながら一生懸命走り回っておりました。
研修会の開催に先立ち、福島県体育協会・根本主査から研修会開催の趣旨説明と講師及びサポーターの紹介が行われ、郡山市立安積第三小学校・慶徳校長からの開会挨拶の後、前半の講義がスタートしました。

まず、「小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」のタイトルで、(1)ボールゲームの授業をめぐるひとつの問題、(2)問題の解決へ向けた2つの取り組み、(3)学習指導要領との関係について、(4)タグラグビーの魅力と題して講義を行い、タグラグビーの体育授業における優位性等を理解していただきました。

後半の実技指導では、実際に子供達に接して指導する立場からの色々なスキルに関して「小学校におけるタグラグビーの指導方法」とのタイトルで、(1)準備運動としての遊び(低学年で扱う運動遊びを含む)、(2)やさしいルールのゲームとその指導法、(3)発展したルールのゲームとその指導法、(4)攻め方と守り方の作戦例と題して、基本となる2人1組のタグの取り合いと、大きな声で「タグ」の発声練習、タグ取り鬼ごっこ、パスの練習、一対一でボールを持って走る・タグの取り合い等のタグラグビーのゲーム・試合を行ううえでの基本を学んでいただき、最後に8チームに分かれ、ウオーキングによる試合からスタートし、徐々にスピードを上げ・走っての試合を行い、全員が大汗をかき実技指導を無事終了致しました。

その後、質疑応答の時間を設けレフリング・ルール等に関する活発な質問が交わされ、受講された先生方全員が満足し、今後、福島県内においてタグラグビーの普及・展開に繋がる有意義な研修会になった事を報告し結びと致します。

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報告:佐々木文昭(日本協会 普及・競技力向上委員会委員 タグラグビー部門員)

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