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2017/8/29

白百合女子大学・タグラグビーティーチャー研修会

主 催 白百合女子大学
共 催 (公財)日本ラグビーフットボール協会
日 時 平成29年7月20日(木)・7月27日(木)
会 場 白百合女子大学(1205教室・体育館)
受講者 白百合女子大学・教職課程学生26名
講 師 佐々木文昭(日本ラグビー協会 普及育成委員会 タグラグビー部門)
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本研修会は、白百合女子大の教職課程に在籍する学生を対象に6年前より特任講師をお引き受けし、年に2回~4回、体育の講義で小学校の先生を目指す学生等に「タグラグビーティーチャー研修会」と称して、タググラグビーに関する講義・指導を行っております。

白百合女子大では、これまで体育課程専任の先生が数名おりましたが、昨年度より、元アトランタ・オリンピックの体操選手で流通経済大・田中光先生が非常勤講師として加わりましたが、これまで通り、タグラグビーに関する講義・特任講師をお引受けしております。

初日の20日は、冷房の効いた教室に於いて「小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」のタイトルで、(1)ボールゲームの授業をめぐるひとつの問題、(2)問題の解決へ向けた2つの取り組み、(3)学習指導要領との関係について、(4)タグラグビーの魅力と題して講義を行いました。

2日目の27日は、体育館での実技指導からスタート、「小学校におけるタグラグビーの指導方法」のタイトルで、(1)準備運動としての遊び(低学年で扱う運動遊びを含む)、(2)基本となる2人1組のタグの取り合い、(3)大きな声で「タグ」の発声練習、(4)タグ取り鬼ごっこ、(5)パスの練習、(6)やさしいルールのゲームとその指導法、(7)発展したルールのゲームとその指導法、(8)攻め方と守り方の作戦例として、一対一でボールを持って走る・タグの取り合い等のタグラグビーのゲーム・試合を行ううえでの基本を学んでいただき、最後に、2チームに分かれ試合をまずは易しいルールで、歩く程度のスピードでプレーさせる事により、特にオフサイドに関する理解に努め、最後は、ルールも厳しくしタグの数を数え走っての試合を行い、実技指導を無事終了しました。

二日間に渡る講義・指導で、受講生皆が小学校の子供達に対するタグラグビーの有効性・魅力等について理解し、将来、小学校の先生として体育の授業を指導する暁には、キット、タグラグビーを指導していただけるものと信じて、学生達にとっては貴重でかつ有効な機会を与える事が出来、また、講義・指導終了後、有り難い事に、田中先生より来年度の白百合女子大での講義・指導実施を約束された事を報告し結びと致します。 

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報告:佐々木文昭(日本協会 普及・競技力向上委員会委員 タグラグビー部門員 )

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