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2016/11/29

第10回府中市小学生タグラグビー大会 フォーリスカップ

主  催 府中市ラグビーフットボール協会
主  管 東京都ラグビーフットボール協会
特別協賛 株式会社フォルマ
協  賛 伊勢丹府中店、ラグビーのまち府中推進委員会
後  援 府中市、府中市教育委員会、府中市立小中学校PTA連合会、むさし府中商工会議所、府中市観光協会
協  力 サントリーサンゴリアス、東芝ブレイブルーパス、ブレイブ☆ルーパス府中ジュニアラグビーフットボールクラブ
日  時 平成28年11月3日(木)
会  場 府中市民陸上競技場
参  加 71チーム(約612人)/来場者:2,000名
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 平成28年11月3日(木)の休日、府中市民陸上競技場で子供たちが待ちに待った第10回府中市タグラグビー大会が開催されました。前日の予報では朝の内の雨が心配されましたが、晴天の元に開催され、子供たちの元気な声が響きました。
 当日は、府中市内19小学校、71チーム、612名の元気な小学生が参加し、昨年度に比べ、小学校1校、3チーム、約50人の増となりました。そして、4チーム毎の予選トーナメントを行い、カップ・プレート・ボウル・シルバーの各トーナメント戦を行いました。来場者数はスタッフ、児童を含め約2000人以上の大会規模になりました。来賓には、府中市 高野律夫市長、浅沼昭夫教育長、他多数の府中市関係者、校長先生方が小学生の熱戦を観戦されました。
 リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの開催の年でもあり、ラグビー熱の高まりも感じられ、子供たちや来場者の熱気あふれる応援があふれました。
 この大会は、府中市を活動拠点にしているサントリーサンゴリアス、東芝ブレイブルーパスといったラグビートップリーグを代表する2チーム、府中市、小学校教職員、?潟tォルマ、東京都・府中市ラグビーフットボール協会が企画段階から連携、企画して開催するという地域社会における新しいタイプの健全育成事業といえます。当日は、東芝とサントリー両チームの現役選手の参加ができませんでしたが、東芝ラグビー部・サントリーラグビー部の方々が準備も含め様々な面で力を貸してくださいました。またブレイブルーパス府中ジュニアRFC保護者の方々にも1日お手伝いいただきました。さらに参加賞を?潟tォルマ様からご提供いただき、この事業も軌道に乗り、さらに発展の兆しが見えてきたと言えるでしょう。
 試合については全141試合行われ、各チームの特徴が出て熱戦が繰り広げられました。この第10回となる記念大会では、今までの常連校ではなく初めて府中第十小学校が優勝し、今大会から持ち回りとなる新優勝カップを手にし、どのチームも力をつけて来たことが分かる大会でした。結果は次の通りです。

  • ◇カップトーナメント
    優勝 府中市立府中第十小学校 桜ジャパン
  • ◇プレートトーナメント
    優勝  府中第七小学校 七小スピリッツ
  • ◇ボウルトーナメント
    優勝 白糸台小学校 白小フェニックス・サンダー
  • ◇シルバープレート
    優勝 矢崎小学校 矢崎ファーマーズ・イエロー
 閉会式では、各優勝チームには表彰状・優勝トロフィー・メダルが、2・3位チームには表彰状が授与されました。
 特に10回目となるこの記念大会では、この10月から府中市の教育委員に就任された、元全日本代表の松田努氏の協力、地元伊勢丹からの支援、東京外国語大学チアリーディング部の演技披露など、記念大会にふさわしいものとなりました。
 このフォーリスカップは、当日の大会だけが楽しみではありません。2月には、東芝・サントリー両チームの専属カメラマンが撮った写真展が、フォーリス「風の広場」で開かれます。子供たちのあふれる笑顔や、真剣なまなざしが生き生きと作品に表されています。このように大会に参加した子供たちや保護者、そして市民の皆さんが楽しみにしているイベントです。府中にお越しの際は、鑑賞していただければ幸いです。
 また、第1回大会に比べ、格段に参加児童・チーム数が増えたにもかかわらず、大会運営が遅れることなくスムーズに行われ、今大会もレフリーを市内小学校教員が行い、レフリングも大きく向上しました。またギャップを見つけ走り抜けるラン、クロスや飛ばし等のパス、間合いを計りながらのステップなど子供の技術向上にも目を見張るものがありました。
 さらに今まで集計はしていませんでしたが、今回参加選手の男女の人数を調べてみました。参加選手612名 男子421名(69%) 女子191名(31%)となりました。この女子が3割という数字は、かなり大きい数字と考えられます。市内のラグビースクールにも女子のプレーヤが活躍しておりその土壌もあり、今後のさらなる活躍も期待できます。今後、このフォーリスカップ参加者の女子の割合を大きくしていくことで、ラグビータウン府中の発展に貢献していきたいと思います。
 また現在府中市では「ラグビーのまち府中推進委員会」が、ラグビータウン府中を目指し活動を始め、2019ワールドカップキャンプ地にも立候補の予定です。老若男女、誰もがラグビーを楽しむことのできる府中を目指していきたいと考えています。そして、今回も家族の方々の素晴らしい応援など大会を重ねる毎にうれしい光景がさらに増えてきました。来年も今大会で象徴的であった「子供たちのやる気あふれる笑顔」「保護者の子供たちに対する一体となった応援」を増やしていくつもりです。

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報告:府中市ラグビーフットボール協会 泉 朋希

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