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2016/9/30

栃木県タグラグビーティーチャー研修会2

主 催 (公財)日本ラグビーフットボール協会
日 時 平成28年7月27日(木)
会 場 宇都宮市御幸が原小学校(栃木県・宇都宮市)
講 師 齊藤 誠(栃木県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター)
受講者 11名
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 宇都宮市立御幸が原小学校の職員対象の研修会を行いました。
 本校は2年前から休み時間を中心に、児童へタグラグビーを教え、活発に取り組んでいる学校です。道具もそろっている恵まれた環境で、さらに教職員全員が指導にあたれるようにと、今回職員研修に位置付けていただきました。

 前半は、「小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」というタイトルで、タグラグビーの魅力とボールゲームの授業をめぐる問題点とその解決のための取り組み等を講義形式で行いました。
 分かりやすいデータにより、タグラグビーの良さを改めて理解していただけた時間となりました。

 後半は体育館へ移動して、実技を行いました。

  1. 手つなぎタグとり
    2人1組となり、守りの基本となるタグ取りの練習と「タグ!」の掛け声の練習を行いました。
  2. 円陣パス
    6人で1つの円を作り、チーム対抗でパス回し競争。最後は中心に集まり「トライ!」の掛け声と共に、とても盛り上がりました。
  3. 三角ランニングパス
    常に三角形をキープしながらのランニングパス。最初は歩きで、徐々にペースを上げながら行いました。自然と「三角!三角!」「右!左!」の声が上がり、ゲームを意識した練習となりました。
  4. ハンバーガーラン
    先生方が口をそろえて言っていた「オフサイドは難しい」という問題に対応するために行った練習。さすが、日頃からタグラグビーが身近にある学校だけに、レベルの高い疑問をもつ先生が多いと感じました。ボールを持っている人をハンバーグに見立て、それを挟むようにオフェンス側とディフェンス側に分かれてランニングを行いました。オフサイドにならない状態とはどういうものなのかを理解できた先生が多く見られました。
  5. ゲーム
    最初はタグ無制限、歩きでのゲームを行いました。ゲーム中には、自然と「三角!三角!」「パン!パン!」という声掛けが聞こえ、ルールを意識したゲームができました。最後には、希望者で走りながらのゲームを行いました。若手の先生がスピードに乗ってパスをキャッチし、するどいパスでつないでいた様子を見て、思わず「おお!」と感嘆の声が上がり、とても盛況な研修となりました。

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報告:齊藤 誠(栃木県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター)

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