主 催 |
愛知県教育委員会、(公財)日本ラグビーフットボール協会 |
日 時 |
平成28年8月23日(火) |
会 場 |
北名古屋市健康ドーム(愛知県・北名古屋市) |
講 師 |
渋谷 俊治(愛知県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター) |
受講者 |
71名(スタッフ6名) |
8/23(火)、北名古屋市の健康ドームにおいて、愛知県内の小中高の先生方を対象に、ティーチャー研修会を行いました。今回の研修会は、愛知県教育委員会の依頼で、教育委員会が行っている「体育スポーツ実践講座」として行いました。
タグラグビーは、学習指導要領では、小学校体育のゲームとボール運動で、例示されていますが、中学校と高校の先生方も、他の球技の授業に生かそうと、熱心に講義や実技に参加されていました。
それぞれの学校で、体育・スポーツの中心として活躍されている方々ばかりなので、動き方や練習、ゲームの進め方の理解が早く、大変スムーズに、かつ盛り上がりのある研修会になりました。
これまで体育のボール領域では、小学校低学年から中学年へ進む段階で、学習内容がスムーズに繋がらないということが課題になることが多くありました。
しかし、タグラグビーは、鬼遊びの要素があるため、ボール操作の技能が十分に身に付いてない段階でも、十分に運動量や学習意欲を保証することができます。また、ボールを後ろにパスしながら進むというルールから、自然に仲間と連係して、守りを突破していくことを学習することができます。
そういった、体育学習の系統性にタグラグビーを位置付けることのメリットを実感していただくこともできました。
リオデジャネイロオリンピックの7人制ラグビーで、日本代表が大活躍したことで、ラグビーへの関心が一層高まっています。この機会に、タグラグビー、ラグビーの様々なよさや楽しさを、多くの方に実感していただけるよう、研修会や教室、大会を、工夫して運営していきたいと思います。
報告:渋谷 俊治(愛知県ラグビーフットボール協会タグラグビーエデュケーター)
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