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2016/8/11

平成28年度 府中市タグラグビー指導者研修会

主 催 東京都ラグビーフットボール協会
主 管 府中市ラグビーフットボール協会
日 時 平成28年7月31日(日)
会 場 (株)東芝府中事業所ラグビー場(東京都・府中市)
講 師 鈴木 秀人(日本ラグビーフットボール協会普及・競技力向上委員会タグラグビー部門アドバイザー)
受講者 45名
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 平成28年7月31日(日)午前9時より(株)東芝府中事業所ラグビー場に於いて、東京都ラグビーフットボール協会主催、府中市ラグビーフットボール協会主管のタグラグビー指導者講習会が5年ぶりに開かれた。
 この講習会は平成18年度から毎年行われ、主に府中市内の小学校教員のタグラグビー指導向上のために開かれていた。市内の多くの小学校で体育の授業にタグラグビーが取り上げられ、市内の子供たちが、タグラグビーの面白さを味わうことに大きく寄与した講習会となった。市内教員の異動や、新人教員が多くなったこともあり、指導力向上を目的に5年ぶりに開催する運びとなった。

 当日の対象者は小・中学校教諭、地域の子ども育成者、保護者とし、今回は近隣他市にも声をかけ、「体育授業その他でのタグラグビーの指導方法」の内容で実施した。講師には平成23年度講習会と同様に鈴木秀人氏(東京学芸大学教授、日本ラグビーフットボール協会普及・競技力向上委員会タグラグビー部門アドバイザー)をお迎えし、講習会を進めた。
 講習会では、はじめに室内で講義を受け、グランドに出て実技研修を行い、質疑応答を行った。講義では、体育におけるボールゲームの在り方や位置付け、実技では授業での動きづくりや、ボールを扱うゲームなど初心者や小学生の発達段階に応じた魅力のある内容をご指導いただいた。どの参加者も真剣に楽しく実技研修を行っていた。
 なお当日の参加者は、府中市小学校教諭等36名、狛江市6名、調布市3名の45名であった。今回は、小学校教員の他に、民間の体育指導者や他市のラグビー協会の方々の参加もあり、多摩地区でのラグビー熱の高まりも実感できた。
 現在各地で講習会が開かれているが、協会関係者を始め、小中学校の教諭の方々、一般の方々が一堂に会した研修会は日本では珍しいのではないだろうか。これからのラグビータウン府中として、今後の小・中学校での普及(クラブ・体育授業)、社会教育活動として価値ある講習会であった。
 多くの参加者を得、協会・教育関係者・地域社会が一体となった質の高い講習会を開催できたこと、関係の方々に心より感謝をいたします。
 今年も、11月3日に開かれるフォーリスカップ(タグラグビー大会)が楽しみである。

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報告:泉 朋希(府中市ラグビーフットボール協会タグラグビー普及育成委員長)

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