主 催 |
(公財)日本ラグビーフットボール協会 |
共 催 |
江東区立東川小学校 |
日 時 |
平成28年1月14日(木) |
会 場 |
江東区立東川小学校(体育館) |
受講者 |
東川小学校教員20名 |
講 師 |
佐々木文昭(日本協会 普及・競技力向上委員会 普及育成部門アドバイザー) |
今回、研修会を開催した東川小学校では、既に先生方が体育の授業でタグラグビーに取り組、子ども達への指導にご苦労されておりましたが、近々4年生の学年で体育の公開授業でタグラグビーを取り上げる事となり、指導の基本からシッカリと学びたいとのお助けコールが江東区内のラグビー+facebook繋がりの友人から私の下へ届き、急遽、学校と打合せを行い大野校長の鶴の一声で研修会開催となりました。
放課後の時間帯、限られた時間を使っての研修会開催だった事から、駆け足での研修会となりましたが、先生方には教室に時間きっかりに集まっていただき、前半の講義冒頭には大野校長の挨拶・講師紹介からスタートし、「小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」のタイトルで、(1)ボールゲームの授業をめぐるひとつの問題、(2)問題の解決へ向けた2つの取り組み、(3)学習指導要領との関係について、(4)タグラグビーの魅力と題して講義を行いました。
引き続き後半の実技指導は体育館に場所を移し、「小学校におけるタグラグビーの指導方法」とのタイトルで、(1)準備運動としての遊び(低学年で扱う運動遊びを含む)、(2)やさしいルールのゲームとその指導法、(3)発展したルールのゲームとその指導法、(4)攻め方と守り方の作戦例と題して、基本となる2人1組のタグの取り合いと、大きな声で「タグ」の発声練習、タグ取り鬼ごっこ、金魚の糞に見立てたホローの練習、サークルを作ってパスの練習、桃太郎と鬼が島の合戦と名付けた、ボールを持って走り鬼が島の鬼を交わすゲーム等のタグラグビーのゲーム・試合を行ううえでの基本を学んだ所で、歩くスピート・タグ無制限での試合・指導からスタートし、徐々にスピードを上げタグの回数も数え、本格的な試合を体験していただいた所で、本日の実技指導は修了。
受講された先生方皆さん、実技指導の終了時には息を弾ませ・汗をかき、タグラグビーの運動量の多さを身を持って体験し、タグラグビーの可能性について納得していただけた事を報告し、レポートの結びと致します。
報告:佐々木文昭(日本協会普及・競技力向上委員会アドバイザー)
|