主 催 |
(公財)日本ラグビーフットボール協会 |
共 催 |
白百合女子大学 |
日 時 |
平成27年11月14日(土)・11月28日(土) |
会 場 |
白百合女子大学(3007教室・体育館) |
受講者 |
白百合女子大学・学生18名 |
講 師 |
佐々木文昭(日本協会 普及・競技力向上委員会 普及育成部門アドバイザー) |
本研修会は、白百合女子大の教職課程に在籍する学生等を対象に、三年前より特任講師をお引き受けし、年に2回~4回、体育の講義で小学校の先生を目指す学生等に「タグラグビーティーチャー養成研修会」と称して、タググラグビーに関する指導を行っております。
初日の14日は、大きな教室をお借りし、「小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」のタイトルで、(1)ボールゲームの授業をめぐるひとつの問題、(2)問題の解決へ向けた2つの取り組み、(3)学習指導要領との関係について、(4)タグラグビーの魅力と題して講義を行い、その後、体育館に移動し、「小学校におけるタグラグビーの指導方法」のタイトルで、(1)準備運動としての遊び(低学年で扱う運動遊びを含む)、(2)基本となる2人1組のタグの取り合い、(3)大きな声で「タグ」の発声練習、(4)タグ取り鬼ごっこ、(5)パスの練習等の実技指導を行いました。
2日目の28日は、体育館での実技指導からスタート、「小学校におけるタグラグビーの指導方法」のタイトルで、(1)やさしいルールのゲームとその指導法、(2)発展したルールのゲームとその指導法、(3)攻め方と守り方の作戦例と題して、(4)一対一でボールを持って走る・タグの取り合い等のタグラグビーのゲーム・試合を行ううえでの基本を学んでいただき、(5)次に3チームに分かれ試合をまずは易しいルールで、歩く程度のスピードでプレーさせる事により、特にオフサイドに関する理解に努め、最後は、ルールも厳しくしタグの数を数え走っての試合を行い、実技指導を無事終了しました。
二日間に渡る研修会で、受講生皆が小学校の子供達に対するタグラグビーの有効性・魅力等について理解し、将来、小学校の先生として体育の授業を指導する暁には、キット、タグラグビーを指導していただけるものと信じて、また、学生達にとっては貴重でかつ有効な機会を与える事が出来た研修会だったと確信し、報告の結びと致します。
報告:佐々木文昭(日本協会普及・競技力向上委員会アドバイザー)
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