主 催 |
愛知県教育委員会、日本ラグビーフットボール協会 |
日 時 |
平成27年8月24日 |
会 場 |
北名古屋市健康ドーム |
受講者 |
70名(スタッフ5名) |
講 師 |
渋谷 俊治(愛知県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター) |
8月24日(月)、愛知県北名古屋市の健康ドームで、県内の小学校、中学校、高校の先生方を対象にタグラグビーティーチャー研修会を行いました。
今回は、愛知県教育委員会の体育スポーツ課から、「県内の小学校・中学校・高校の先生方を対象に行う体育スポーツ実践講座の内容として、タグラグビーを教えてほしい」と依頼を受けました。現在、タグラグビーは、中学校と高校の学習指導要領の指導内容には例示されていませんが、他の球技の前段階として、また、体つくり運動の内容の一つとして取り扱うことができます。そんな可能性の広がりを期待できる研修会になればと、日本ラグビーフットボール協会との共催で行うことになりました。
当日は、県内各所から、70人の小・中・高校の先生方が参加され、前半の講義では、タグラグビーが小学校の体育の授業に導入されることになった経緯や、運動技能や体力の面から分かるタグラグビーのよさなどについて、プレゼンをもとにお話を聞いていただきました。みなさん、熱心にメモをとりながら話に耳を傾けておられ、よい体育の授業をしたいという熱い思いが伝わってきました。
後半の実技では、タグラグビーそのものはもちろんのこと、ゲームに至るいろいろな準備運動や練習を紹介し、実際に挑戦していただきました。特に練習は、ただ動きを教え込むのではなく、ルールやコートの広さ、人数などを工夫し、楽しみながら動きが身に付くように工夫することが大切であることをお伝えしました。70人という大人数での研修になりましたが、会場がとても広い体育館だったので、思う存分体を動かしていただくことができました。
「知らず知らずのうちに、夢中になって走っていた」「授業で行う際に気をつけることがよく分かった」「2学期から、早速体育の授業でやってみたい」などの感想を聞かせていただき、先生方にとって充実した研修内容になったようでした。
今回は、タグラグビーの新たな可能性を感じるよい研修会になりました。お世話になった愛知県教育委員会の皆様、ありがとうございました。
報告:渋谷 俊治(愛知県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター)
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