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2014/12/6

葛飾区立保田しおさい学校・タグラグビーティーチャー養成研修会

主 催 (公財)日本ラグビーフットボール協会
共 催 葛飾区立保田しおさい学校
日 時 平成26年10月23日(木)・29日(水)
会 場 葛飾区立保田しおさい学校(千葉県安房郡鋸南町)・鋸南町体育館
受講者 葛飾区立保田しおさい学校教諭 計12名
講 師 佐々木文昭(日本協会 普及・競技力向上委員会委員 普及育成部門アドバイザー)
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 今回の研修会開催及び子ども達への指導のきっかけは、昨年、しおさい学校に赴任された小野内校長先生が、以前、別の小学校で私のタグラグビーの指導を経験されており、新たに赴任されたしおさい学校では、喘息・肥満・家庭環境等で苦しみ悩んでいる子ども達を、空気・環境の良い所で勉学・生活をさせるため、全寮制(3年~6年子ども達・約40名)であずかる小学校になっております。

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 学校ではこれまで、サッカーに力を入れて来ましたが、上手にサッカーのゲームに加わる事の出来ない子ども達が多く、先生方が腐心していたようで、新しいスポーツ・タグラグビーに白羽の矢が立ち、是非、しおさい学校の子ども達にもタグラグビーをやらせたいとの思いが、私の下に届きました。

 早速、日本ラグビー協会・千葉県ラグビー協会との調整・了解を取り付け、子ども達への指導に加え、放課後、先生方に対してその有効性・指導スキル等の習得を目的とした「タグラグビーティーチャー養成研修会」を開催する事になり、変則的でしたが二日間の行程で、初日が、子ども達への指導後先生方の研修会(講義)、2日目が子ども達への指導と共に先生方への実技指導を行う事になりました。

 愛車を飛ばして、東京湾アクアライン経由で千葉県房総半島の突端に近い「葛飾区立保田しおさん学校」に出向き、子ども達へは二日間に渡る体育の授業計6時限でタグラグビーをたっぷり指導し、先生方には研修会を受講していただき、実技指導として子ども達への指導にも加わっていただきました。

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 初日は、一日中冷たい雨が降り校庭が使えず、体育館も無く、狭いピロティーでのイレギュラーな指導となり、かなり苦労・工夫した指導を行いましたが、終了後、子ども達からは「楽しかった! またやりたい!」の大合唱が聞かれ、苦労した甲斐の有る初日のタグラグビー教室となりました。

 その後、放課後の時間帯で研修会を開催し、先生方にタグラグビーの有効性・指導スキル等の講義を行いました。

 2日目は、太陽の日差しが強い好天となりましたが、天候を心配し事前に町の体育館をお借りしており、学校からバスで往復、子ども達には広い体育館で思う存分走り回って汗をかいてもらいました。
終了後、子ども達からは「楽しかった! これからも体育の授業でやりたい!」との指導者冥利に尽きる嬉しい声が沢山聞かれ、先生からは「これだけ動くと、夜は疲れておとなしく寝ると思います!」との声が聞かれ、タグラグビーに白羽の矢を立てた小野内校長先生にとっても、目論見通りのタグラグビー教室及びタグラグビーティーチャー養成研修会になった事を報告し、結びと致します。

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報告:佐々木文昭(日本協会普及・競技力向上委員会 アドバイザー)

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