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2014/3/12

トライセットレポート「香川県 高松市立国分寺南部小学校」

学校名高松市立国分寺南部小学校 実施日2013年11月~1月
担当教員名増田・田中・岡・板野 実施学年・人数3年 142名
学校・学級紹介  本校のある国分寺町は高松市の西部に位置し、市町村合併に伴って高松市に編入して7年になる。校区は田園の広がる自然豊かな地域ではあるが、スーパーや店舗、住宅などが次々と建てられていることもあり、児童数も786名と多い。
 3年生は男子78名、女子64名の142名、4クラスである。中学年らしく元気がよく。体を動かすことが好きな児童が多い。休み時間には縄跳びやドッヂボールなど運動場で遊ぶ姿が見られる。
実施内容 ○オリエンテーション
○ボールやタグを使った簡単なゲームをする
○タグラグビーの仕方を知り、ゲームをする
○ルールや作戦を工夫して、ゲームをする
指導のポイント  初めてのタグラグビーのため、ボールやタグに慣れることを第一に行った。特に投げづらく取りづらいボールに慣れるための練習をしっかりと行った。円陣パスなどは回数を数えたり、スピードを競わせたりしながら子どもたちの意欲を高めた。慣れてくるとランニングパスで動きながらのパスや捕球を練習した。また、準備や片づけの担当を決めたり、学習の中で守るきまりを伝えたりしながら学習を進めた。
 簡単なゲームをする前には実際の姿を見せながら1つづつルールの確認をした。ゲームになると、敵を前にするとどうしてもタグを取られることを恐れてすぐにパスをしようとする児童が見られたため、再度タグを取られるまで前に進むこと、取られたときにパスがもらえる場所にいることを確認した。慣れてくると副読本を参考にして作戦を考えさせた。
感想・印象
今後の課題
 攻撃においては、3年生の段階ではパスが難しく、練習を重ねてもうまくとれないことがあった。パスと捕球の技術が上がってくるとさらにおもしろさが増してくると感じる。ただ、こどもたちもなるべく近くでパスをもらえるようにするなど考えてプレーすることができていた。守備においてはタグを取るという目的がはっきりとしているため、わかりやすく、意欲的に取り組んでいた。
 また、パスをつながければトライにならないため、全員がしっかりと走ることができた。さらに、パスをする相手を見つけたときの喜び、友達からパスを受ける喜び、トライをする達成感などを通して、子どもたち同士の声かけや協力が多く見られた。
 運動量が豊富で、子どもたちの意欲や達成感もあり、チームの作戦や協力が必要なため、体育の教材としては非常に優れていると感じた。今後、上の学年でさらに学習していってほしい。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート
 2)児童感想文
 3)写真

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