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2014/3/7

トライセットレポート「岡山県 津山市立河辺小学校」

学校名津山市立河辺小学校 実施日2014年1月28日~2月14日時点
担当教員名福田 真嗣 実施学年・人数第5学年 26名
学校・学級紹介  学区は、津山市の南東部に位置し、一級河川吉井川、支流の加茂川・広戸川が流れる。学区内には史跡が多く、美作国分寺跡、美作国分尼寺跡、日上畝山古墳群、日上天王山古墳などがある。また、国道53号線、国道179号線、中国縦貫自動車道、JR姫新線が通っている。本校は、全校児童 292名の中規模校である。静かな農村部とマンションなどの新興住宅地が隣接している。農業を基盤とする三世代 同居世帯も残しているが、共働きなどの核家族世帯が大変多くなってきている。近年、国道53号線沿いに大型店舗・レジャー施設・深夜営業店が次々に増え、学区の環境は大きく変化した。生活様式そのものも次第に都市型に変わってきており、子どもたちをとりまく生活環境や教育環境も複雑・多様化してきている。農村部としての習わしも幾分残ってはいるが、情報の氾濫、物の氾濫、レジャー産業の拡大は子どもの遊びやくらし、心の発達に大きな影響を与えている。地域の学校に対する期待は高く、地域との結びつきの強い学校である。
 5年1組は、女子11名、男子15名の計26名。運動面では、スポ少や地域のクラブに入って練習し、スキルの高い児童と教室が運動場から少し遠くなり、また、委員会の仕事など忙しくなって外遊びが減り、運動から遠ざかっている児童もいるなど差は広がっている。
実施内容 ・全員でタグを取り合った。2本ともとられたら端に座る。何本とれたかを競った。
・4チームでタグ取りゲーム。4隅に陣地を作っておき、ほかの3チームのタグをとる。2本ともとられた時には、持っていたタグを全部あげ、自分の陣地に帰る。自分の色を仲間からもらうことができれば復活できる。
・ボールを持ってパスの練習。
・オフェンスとディフェンスに分かれての6on6
指導のポイント ・タグ取りゲームの段階では、タグになれるよう、遊び感覚の活動を取り入れた。また、チーム戦になった段階では、協力して攻めさせるなどアドバイスを意識して行った。
・パス練習では、フォロワーとしての役目を意識させ、全体の動きを感じながらチームの意識を高める声かけをした。
・6on6では、攻撃と守備が明確になり、動きの違いをつかませることができた。
感想・印象
今後の課題
・ドリブルやシュートなど技術的ハードルが低く、より多くの児童が関わることができた。
・6on6では、動きが明確で、攻撃・守備それぞれの仕方が定着しやすかったように感じる。
・チームとして動こうとできたことや、後ろにしかパスできないことは児童個々の運動量の増加につながったし、集団性の意識の向上にも役立った。
・戦略やポジショニングなどの指導に重点を置きやすかった。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート
 2)児童感想文
 3)写真

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