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2014/2/17

トライセットレポート「山口県 岩国市河内小学校」

学校名岩国市立河内小学校 実施日平成25年10~12月
担当教員名安村 仁 実施学年・人数3・4年生 13名
学校・学級紹介  本校は、山口県の西部、岩国市にある全校児童40名の小規模の学校である。たくましい河内っ子の育成を目指し、「考える子」「明るい子」「元気な子」の3つを目標とし、児童が毎日明るく元気に学校生活を送っている。昨年度、文部科学省・公益財団法人日本体育協会主催の「スポーツ選手活用体力向上事業」において、FIELD OF DREAMSの石川安彦選手を講師としてタグラグビー教室を行い、石川選手の熱心な指導により、運動することはもちろんのこと、スポーツやタグラグビーに対する児童の興味・関心も高まってきている。
 本学級は、3年生6名と4年生7名の複式学級であり、学年によって多少の能力差はあるが、どの児童も運動が大好きで毎時間の体育を楽しみにしている。3年生はタグラグビーの学習は初めてであり、4年生を中心とした混合2チームを作り、タグラグビーの単元を学習した。
実施内容 ・タグ取り鬼ごっこ
・お宝ゲット大作戦
・ボール運びゲーム
・トライ練習
・パス練習
・ゲーム
指導のポイント ・河内ホワイト、レッドラグビーズの2チームを作り、チーム毎にキャプテンを中心に学習を行い、タグラグビーの技術とともにチームワークも身に付けることができるようにした。
・毎時間、自分のめあてとチームのめあてを決め、児童が主体的にタグラグビーに取り組めるようにした。
・毎時間、ふり返りの時間を設け、良かったことやできるようになりたいことなどを発表させ、次時への意欲付けを行うようにした。
・タグ取り鬼ごっこ、お宝ゲット大作戦、ボール運びゲームなどを取り入れ、タグラグビーをする準備運動を工夫し行った。
・ゲームは、1トライ制や時間制など試合の方法を工夫するとともに、ルールも徐々に増やしていくことでタグラグビーへの苦手意識をなるべく作らないようにした。
感想・印象
今後の課題
 導入の段階では、ただ楽しくタグラグビーをしているようだったが、個人のスキルが上達するにつれ、「トライをしたい」、「相手に勝ちたい」という思いが生まれ、チームとしての結束も強くなるとともに、作戦を考えたり、自主練習をしたりする児童が増えた。
 また、ふり返りの時間では、友だちや相手チームの良いところをほめ合うことができるようになり、学級としての雰囲気がタグラグビーを通して、とても良くなったと実感している。
 これからは、全校でタグラグビーを行ったり、タグを活用した遊びを工夫したりすることを通して、全校児童がタグラグビーに親しむ環境を作り、タグラグビーを通してスポーツの楽しさを味わうことができるように取り組んでいきたいと考えている。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート
 2)児童感想文
 3)写真

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