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2014/1/29

トライセットレポート「岩手県 奥州市立赤生津小学校」

学校名奥州市立赤生津小学校 実施日10月23日~11月25日
担当教員名紀室 晃裕 実施学年・人数4年11、5年7、6年6、計24名
学校・学級紹介  本校は、奥州市前沢区の東部に位置し、全校児童数46名である。児童数の減少から区内7つの小学校が来年度に統合することになっている。
 昨年度のスポーツ選手活用体力向上事業でタグラグビー教室を行い、石川安彦先生から指導していただいた。子どもたちも。タグラグビーのおもしろさを知る機会となった。運動が好きな子ども達であるが、人数の関係で集団スポーツがあまりできない状況だった。そこで今年度は、4年生から6年生が一緒に体育を行うことで集団スポーツにも挑戦できるようにした。
実施内容 (1)握手したタグ取り
(2)タグ取り鬼(2チームに分かれて、取った数を競う)
(3)円陣パス(内・外)
(4)三角ランニング
(5)1対3タグ取り(守り1人、攻め3人)
(6)ゲーム
指導のポイント  上記の(1)~(4)までは、タグラグビーの試合の前段階で、ボールやタグに慣れるために有効な練習となる。また、この練習だけで授業の単位時間を取ることなく、陸上運動などの準備運動として繰り返しおこなうことで上達してきた。
 三角ランニングは、どのように動くかを覚えることが難しかったため、その場でパスをする人の顔を見て「はい」と大きな声をかけながら渡すように練習した。次に、走りながらパスをすることに徐々に慣れさせていった。
 1対3のタグ取りは、パスの仕方を身に付けさせる練習として取り入れた。最初は、守りが一人であって、ボールを持っている子がどんどん下がってしまっていた。しかし、繰り返し行っていくと、ボールを持って前に進むことやパスを出すタイミングを学ぶことができるようになっていく。
 ゲームは、コート2面を使い行った。全部で6チームを作り、4チームが試合を行い、残りの2チームはラインズマンをした。何度もゲームを重ねることで、試合に慣れて楽しく行うことができる。また、十分な運動量を確保することができる。試合時間は3分とした。
感想・印象
今後の課題
 タグラグビーは、どの子でも楽しめる競技である。ボールを持った子は相手をかわしながら進み、そうでない子も追いかけて一緒に走る。運動量が豊富で、短時間でも汗をかきながらできる。また、危険がないので安心できるスポーツである。
 屋外での人数と屋内での人数は、子ども達の動き方を見ると工夫していく必要がある。また、個人の動きに頼りがちなので、チームプレーを考えさせる手だてがあると、より楽しさが増してくると思う。これからも、指導の工夫を重ねながら、授業を展開していきたい。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート
 2)児童感想文
 3)写真

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