| 学校・学級紹介 | 浜坂南小学校は、児童数60名の小規模校である。近くには田君川が流れ、きれいな水にしか育たない小さな白い花を咲かすバイカモ(梅花藻)が群生している。5~8月は、見頃で観光客がたくさん訪れている。年に2回、春と秋に校内バイカモマラソン大会を実施し、走ることに親しみ生涯にわたる体力づくりに励んでいる。また、夏休みには臨時の陸上教室を設け、1年から6年生までたくさんの児童が参加し汗を流している。他にも水泳大会、駅伝大会、子ども会球技大会、卓球大会などに積極的に参加し、児童の体力の向上、精神力の育成に取り組んでいる。児童は外遊びが大好きで、キックベースボール、サッカー、鬼ごっこ等が大人気である。 | 
| 実施内容 | 昨年、体育担当が講習会でタグラグビーを学び、2つの学年が体育で時々簡単なルールで実施していた。タグがないので鉢巻きを両の腰に付けて、タグ取り遊びやタグを取られずにラインまでたどり着いたら得点になるゲーム、また、それにボールを入れてのゲームなど、本来のルールより簡単にして親しませていた。 鉢巻きに替えタグを付け、「握手タグ取り」「タグ取り鬼」などで慣れさせた。ラグビーボールに慣れさせるためにパス練習も行っていった。パスは、前に投げても良いというルールにしていたので、本来のルールになじまなくて上手く進んでいかなかった。
 そこで、兵庫県ラグビーフットボール協会の指導員を招き、特別授業を行った。タグを取り合う鬼ごっこで身体を慣らした後、大きな円になったり、並走したりして、パス交換するなどラグビーの基本動作を確認した。その後、3チームに分かれて、交代で試合を楽しんだ。
 ルールはもう少し分かっていないが、その後パスやパス交換を更に練習し、ゲームで慣れさせていった。タグを取ったり点が入ったりすると大喜びで、運動量もあり、夢中になって取り組んでいた。
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| 指導のポイント | ○パス交換の上達法 ・相手が受け取りやすいよう下から投げる。
 ・手のひらで包み込むように受け取る。
 ・受け取って投げるまでの動作を円滑にする。
 ○試合では
 ・相手守備陣を引きつけて味方にパスを出す。
 ・相手を上手に囲い込んでタグを取る。
 
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| 感想・印象 今後の課題
 | 初めは、我流で楽しんでいたが、きちんとしたルールや指導法を学び、指導の仕方が分かり大変参考になった。 接触プレーは禁止で、タグを取られるとその場に止まりパスを出すというルールが、接触がないので怪我の心配がないし、グループでパスを回し協力して得点していくという協力性を養うのによいスポーツである。また、タグを取る楽しさ、得点する楽しさ、身体を動かす楽しさもあり、これからもしっかりと取り組んでいきたい。
 しかし、禁止プレーのノッコンやスローフォワードオフサイドなど、分かりにくいものもあるので、指導員の先生にもっと指導をお願いし、もっともっとタグラグビーを楽しんでいきたい。
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