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2013/12/7

白百合女子大学・タグラグビーティーチャー養成研修会

主 催 日本ラグビーフットボール協会
共 催 白百合女子大学
日 時 平成25年10月19日(土)・11月2日(土)
会 場 白百合女子大(3201教室・体育館)
受講者 白百合女子大生22名
講 師 佐々木文昭(日本協会 普及・競技力向上委員会 普及・育成部門アドバイザー)
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小学校における体育授業の学習指導要領解説に例示された「タグラグビー」。
将来、小学校の教員を目指し教職課程に在籍する学生等を対象に、「タグラグビー」の有効性を理解し、準備運動・ルール・指導法等の正しい知識・スキルを習得し、安全でかつ楽しく「タグラグビー」が学べる機会の提供等を目的とし、現役の学生等に対する事前教育の意味から、日本ラグビー協会普及・競技力向上委員会では、大学の体育授業等で本研修会を開催し、積極的な事業展開を行っております。

既に、白百合女子大では今年の5月、前期の教職課程の受講生を対象として「タグラグビーティーチャー養成研修会」を体育の授業2駒・二時限を使い開催しており、前期に開催した研修会の評価・評判等から、有り難い事に後期も大事な体育の授業2駒・二時限を使わせていただき、後期の教職課程の受講生を対象に研修会を開催させていただきました。

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初日の19日は、大きな教室をお借りし、「小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」のタイトルで、(1)ボールゲームの授業をめぐるひとつの問題、(2)問題の解決へ向けた2つの取り組み、(3)学習指導要領との関係について、(4)タグラグビーの魅力と題して講義を行い、その後、質疑応答の時間を設け行いました。

2日目の11月2日は、体育館で実技指導を行い、「小学校におけるタグラグビーの指導方法」とのタイトルで、(1)準備運動としての遊び(低学年で扱う運動遊びを含む)、(2)やさしいルールのゲームとその指導法、(3)発展したルールのゲームとその指導法、(4)攻め方と守り方の作戦例と題して、基本となる2人1組のタグの取り合いと、大きな声で「タグ」の発声練習、タグ取り鬼ごっこ、パスの練習、一対一でボールを持って走る・タグの取り合い等のタグラグビーのゲーム・試合を行ううえでの基本を学んでいただき、次に2チームに分かれ試合をまずは易しいルールで、ゆっくり走ってプレーさせる事により、特にオフサイドに関する理解に努め、最後は、ルールも厳しくしタグの数を数え走っての試合を行い、実技指導が無事終了しました。

受講生の中には通信課程の男子学生2名も混じり、遠慮がちに実技指導の各プレーに参加しておりましたが、試合の最後には女子学生と共に目一杯コートを走り回っておりました。
この二日間に渡る研修会で、受講生皆が小学校の子供達に対するタグラグビーの有効性・魅力等について理解し、将来、小学校の先生として体育の授業を指導する暁には、キット、タグラグビーを指導して頂けるものと信じて、また、学生達にとっては貴重でかつ有効な機会を与える事が出来た研修会だったと確信し、報告の結びと致します。

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報告:佐々木文昭(日本協会 普及・競技力向上委員会 アドバイザー)

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