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2013/11/27

墨田区立中和小 タグラグビーティーチャー養成研修会

主 催 (公財)日本ラグビーフットボール協会
共 催 墨田区立中和小学校
日 時 平成25年10月23日(水)
会 場 墨田区立中和小学校(ランチルーム・体育館)
受講者 中和小13名+両国小1名+日本協会事務局2名+タグラグビー関係者2名 計18名
講 師 佐々木文昭(日本協会 普及・競技力向上委員会 普及・育成部門アドバイザー)
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猛暑の盛り夏休み真最中の7月末、墨田区立中和小学校から日本ラグビー協会を介して、新しく学習指導要領に例示された「タグラグビー」を、秋・冬の体育の授業に導入したいが、指導に当たる体育主任の先生を含め各学年の先生方がタグラグビーその物も知らず、子供達に指導するためのスキル等を持ち合わせていないので、体育の授業に出向き、子ども達に直接指導して欲しいとの「お助けコール!」が、私の下に届きました。

早速、同校を訪問しタグラグビーの導入に熱心な副校長の木野先生と相談の結果、まずは同校の先生方全員を対象とした「タグラグビーティーチャー養成研修会」を開催し、体育の授業におけるタグラグビーの有効性を理解すると共に、子供達に対する指導のスキルを身に付けていただき、その後、日を改めて体育の授業に出向き、全学年(各学年1クラス)の子供達に3回・計18時限の指導を行う約束を致しました。
また、本研修会の開催を近隣の小学校にもお声掛けいただき、両国小学校の体育主任の先生にも受講していただけました。

研修会が開催された中和小学校は、創立139年と歴史と伝統の有る地域の名門校では有りますが、児童数の減少により各学年1クラス・計6クラスと小規模な学校になっており、先生方の人数も少ない状況でしたが、木野・副校長以下全校の先生に加え、近隣の小学校の先生及びスペシャル受講生として日本ラグビー協会・勝田コーチ+小宮さん、横浜でタグラグビーの普及・育成活動に尽力されている鈴木さん、地元選出の川松都議会議員(日大FWコーチ)にも先生方に交じって受講していただき、活気溢れる研修会となりました。

前半の講義はランチルームを使い全校の先生方に加えスペシャル受講生等が集りスタートし、まず、保積校長先生のご挨拶・研修会の趣旨説明が行われた後、早速、私の方から小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」のタイトルで、(1)ボールゲームの授業をめぐるひとつの問題、(2)問題の解決へ向けた2つの取り組み、(3)学習指導要領との関係について、(4)タグラグビーの魅力と題して講義を行いました。

後半の実技指導は体育館を使って行い、まず、「小学校におけるタグラグビーの指導方法」とのタイトルで、(1)準備運動としての遊び(低学年で扱う運動遊びを含む)、(2)やさしいルールによるゲームとその指導法、(3)発展したルールのゲームとその指導法、(4)攻め方と守り方の作戦例と題して、基本となる2人1組のタグの取り合いと、大きな声で「タグ」の発声練習、タグ取り鬼ごっこ、パスの練習等のタグラグビーのゲーム・試合を行ううえでの基本を学んでいただき、最後に4チームに分かれた模擬試合を行い、試合の途中でプレーを止め解説を行う等により、試合・ルールに関する理解を深めていただきました。

講義・実技指導共に、全ての受講生が熱心に受講し、嬉々として動き、大汗をかき、最後に色々な質問が飛び出し、参加者全員にタグラグビーの魅力・有効性等を学ぶ・理解していただき、今回の「タグティーチャー養成研修会」も良き理解者を増やす事に成功し無事終了しました。

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報告:佐々木文昭(日本協会 普及・競技力向上委員会 アドバイザー)

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