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2013/10/24

長崎県 タグラグビーティーチャー研修会

主 催 (公財)日本ラグビーフットボール協会
日 時 平成25年8月12日
会 場 大村市立竹松小学校
受講者 10名(スタッフ2名)
講 師 松川 祐一(長崎県ラグビーフットボール協会 タグラグビー部門長)
写真 写真

 平成25年8月12日月曜日、大村市立竹松小学校の体育館をお借りして、平成25年度タグラグビー指導者養成講習会を開催いたしました。夏季休業中の猛暑の中、10名の先生方に参加いただきました。
 まず、講義(1)では、小学校体育のボール運動領域をめぐる問題提議を受け、その改善手段としてのタグラグビーの教材的魅力を紹介しました。先生方は、日々体育の授業をとおして実感されている課題や、子どもの運動に関する二極化の問題など改めて確かめられていた様子でした。ここでは、タグラグビーの教材的な価値を理論的に理解していただけたようです。
 次に、実技(1)では、タグラグビーにつながる補助運動やタグ遊びとして、「手つなぎタグ取り」「タグ取り鬼ごっこ」「円陣パス」「三角パスランニング」「1対1でのトライorタグ」の紹介をしました。ここでは、鬼ごっこに夢中になって、自分のタグを手で押さえるなど、実際に授業で起こり易い反則などを身をもって実感されたようでした。また、初めてラグビーボールを手にする先生もいて、嬉しそうに楕円球のボールをパスされている姿が印象的でした。
 実技(2)では、4対4での簡単なゲームをおこないました。また、攻守それぞれの戦術の紹介、そして実際に作戦を立ててのゲームを体験していただきました。ゲームにおいては、これまでの講義や実技をよく理解されており、ボールを持ったときのゴールへ向かう動きや、パスをもらうときのスペースへ走り込む動きなど、タグラグビーの楽しさを見る側にも味わうことのできる内容でした。また発展的ルールでのオフサイドや戦術的な内容も十分理解されていました。
 最後の講義(2)では、実際の授業で起こりうる問題を想定され、たくさんの質問がだされました。タグを取るときに接触を生み出さない指導上の注意やけが防止のコツ、ボールをチームで大切につなぐためのルールの工夫まで話題が及びました。
 大変暑い中での研修会でしたが、熱心に受講していた先生方のおかげで、大変意義のある講習会を開催できたことに感謝いたします。また、会場を提供していただき、事前準備などしていただきました竹松小学校の皆様にも感謝いたします。ありがとうございました。

報告:松川 祐一(長崎県ラグビーフットボール協会 タグラグビー部門長)

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