８月２日に宮崎市立住吉南小学校においてタグラグビー指導者養成講習会（タグティーチャー研修会）を行いました。今回の参加者は６名と少なかったのですが、県ラグビー協会小学委員会の先生方３人の助っ人もあり、滞りなく会を進めることができました。暑い中の研修会でしたので、水分補給のための休憩をたくさんとって、無理なくまた楽しく会を進めることができました。少人数での講習会であったため、体育の学習でタグラグビーを指導する際の導入段階からゲーム(試合)段階にもっていくための指導の方法を細かく確認しながらの講習会となりました。
　今回の研修では、小学校体育連盟としてタグラグビーを研究されている地区の先生方も参加され、ゲームにおいての戦術的な指導の仕方等についても参加された先生方から質問が出され、作戦ボードを利用したり、スペースを見つけるための動きへの指導の方法などについても積極的に意見交換がされました。
　タグラグビーのもつ教材としてのよさが先生方を突き動かしているのがわかりました。
　今回の講習会から、出張扱いで研修を組むことができるようになり、講習会へ参加しやすくなりました。県教育委員会に対し、厚く御礼申し上げます。また、今回参加して頂いた先生方にも感謝申し上げるとともに、各学校や地域でタグラグビーを広めて頂きたいと思います。今後さらにタグラグビーに取り組む学校、教員は増えることと考えます。各地域の小学校体育連盟でもタグラグビーの研究に取り組んでいます。私たちエデュケーターも、さらにタグラグビーについての研究を重ねより良い情報が提供できるようにしなければならないと考えます。

報告：三角　朋弘（宮崎県ラグビーフットボール協会　タグラグビーエデュケーター）