主 催 |
日本ラグビーフットボール協会 |
主 管 |
愛媛県ラグビーフットボール協会 |
日 時 |
平成25年7月26日(金) |
会 場 |
松山市立北条小学校 |
受講者 |
42名(スタッフ22名 ※内児童17名) |
講 師 |
竹本 英貴(愛媛県タグラグビーエデュケーター)
門田 光博(愛媛県タグラグビーエデュケーター) |
本研修会の会場、北条小学校は、サントリーカップ全国小学生タグラグビー大会に第1回から3年連続四国代表として出場している強豪校であり、学校をあげてタグラグビーに力を入れています。北条小学校での研修会は、今回が2回目ということで、多くの先生方が、指導者講習会を受講した経験がありましたので、今回は、指導者養成講座と、レフリー養成講座の2本立てで研修会を実施しました。
前半は、児童への指導法の改善を中心に、児童が実際に練習する中で、実技をまじえて研修を行いました。前半は、従来の指導者講習とほぼ同じですが、今回は、後半のレフリー養成講座を中心に報告いたします。
後半はレフリー研修を行いました。まず、競技規則についての学習会、そして、レフリーのコールやシグナルについて確認をしました。実技の最初は、当協会のタグラグビーエデュケーターがレフリーの模範を示しました。その後、順番に受講した先生方がレフリーを務めました。児童が試合形式の練習を行う中で、先生が2人組でレフリーを行い、お互いが補い合いながらゲームを進めました。
受講した先生方は、ふだんからタグラグビーに関わることが多く、たいへん熱心で、児童の指導やプレーだけでなく、ルールについてもたくさんの質問がされ、受講者みんなで議論しながら研修を進めました。また、競技規則だけでなく、危険を防ぐことや、反則を防ぐための声かけなど、子どもたちが楽しくタグラグビーができるためのこつを研修しました。講師から「よいレフリーは、よい指導者であり、よい教師である。」とレフリーと教師の共通点が示されました。
あっという間に時間が過ぎ、予定していた競技規則に関する筆記試験は、昼休み中に実施ということになりましたが、充実した研修会をもつことができました。
ふだん授業等で接している児童との研修であったため、終始なごやかな雰囲気の中で研修会を実施することができました。逆に、他校の先生方の参加が少なかったことが少しさみしかったことが反省点です。北条小学校の先生方にとって、タグラグビーは身近なものであり、正しい知識と豊富な経験をもつ先生が多いと感じました。今後、県内で開催される各種大会等で、児童の応援だけでなく、レフリーにも挑戦したいという積極的な先生もいらっしゃいました。
当協会では、10月にも、教員以外の社会人向けに指導者、及びレフリー研修会を計画しており、指導者だけでなく、レフリー養成も行って、タグラグビーの普及、育成に努めてまいりたいと思います。
今回の研修会にあたり、準備段階からご指導いただきました日本協会の山口さんをはじめ、日本協会、関西協会の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
報告:竹本 英貴(愛媛県タグラグビーエデュケーター)
門田 光博(愛媛県タグラグビーエデュケーター)
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