事業名称 |
令和6年度 体育スポーツ実践講座 |
主催団体名 |
愛知県教育委員会[主幹(一社)愛知県ラグビーフットボール協会] |
開催日 |
2024/8/6 |
会場名 |
北名古屋市総合体育館 |
会場住所 |
愛知県北名古屋市能田引免地40 |
参加人員 |
参加者66名 / スタッフ4名:合計70名 |
講 師 |
渋谷俊治 |
8月6日(火)、愛知県内の小中高等学校の教員を対象にタグラグビーティーチャー研修会を開催しました。
今回の開催は、教員の指導力向上とより充実した体育授業の展開を目指した教員研修を行うために、愛知県教育委員会から依頼を受けて実現したものです。
中でも「陣取り型のボールゲームに特化した研修を」という主催者の趣旨に基づき、研修内容を計画しました。
座学では、タグラグビーが学校体育に導入された経緯やボールゲームの分類、学習指導要領における位置づけなど、通常の内容に加えて、コロナ禍によって減少した子どもたちの運動機会やそれに伴って低下した体力についても説明し、豊富な運動量を保障することができるタグラグビーの魅力について話しました。後半は、SMBCカップ全国小学生大会の様子など、動画視聴によってタグラグビーのイメージをつかんでもらいました。
実技では、初めてラグビーボールを扱う小学生を想定した内容を基本とし、技能や思考において習熟した中高生を想定した発展的な内容も適宜加えて研修を進めました。
特に重視したのは安全面です。「身体接触がなく怪我の心配がない」というのがタグラグビーの売りなのですが、あくまでコンタクトラグビーと比較した場合のことで、どんなスポーツでも、指導者に安全配慮への意識と知識がなければ事故は起こります。そこで、練習やゲームの進め方に加え、発達段階に応じたコートの広さやボールの数、時間の決め方、待機場所や並び方、ボールやマーカーの置き方の配慮など、怪我をさせない指導のポイントを説明していきました。
研修終了後には、「2学期にタグラグビーの指導をするのが楽しみだ」「タグラクビーに限らず、他のボールゲームの指導においても参考になりそう」など、今後の学校体育に生かしていただけそうな前向きな感想をたくさんいただきました。
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