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2013/6/6

白百合女子大・タグラグビーティーチャー養成研修会

主 催 日本ラグビーフットボール協会
共 催 白百合女子大学
日 時 平成25年5月18日(土)・25日(土)
会 場 白百合女子大(3116教室・体育館)
受講者 白百合女子大生10名+教師1名・青山学院大学生1名+教師1名
講 師 佐々木文昭(日本ラグビー協会 普及・競技力向上委員会 普及・育成部門アドバイザー)
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小学校における体育授業の学習指導要領解説に例示された「タグラグビー」。
大学の体育の授業において、将来、小学校の教員を目指す学生等を対象に、「タグラグビー」の有効性を理解し、準備運動・ルール・指導法等の正しい知識・スキルを習得し、安全でかつ楽しく「タグラグビー」が学べる機会の提供等を目的とし、現役の学生等に対する事前教育の意味からも、日本ラグビー協会普及・競技力向上委員会では教職課程に在籍する学生等にスコープを当て、一昨年・昨年と文教大学の教職課程の学生等を対象とした本研修会の開催を皮切りに、積極的な事業展開に乗り出しております。

今回の本研修会の開催経緯は、友人を介してご紹介いただいた白百合女子大教授・吉成先生に対し、釈迦に説法ではありましたが、私から小学校の体育現場の現状とタグラグビーの有効性等を説明し、ご理解いただき、大事な体育の授業を2駒・二時限使わせていただき、教職課程に在籍する学生等を対象とした本研修会が開催される運びとなりました。 加えて、吉成先生から親友の青山学院大教授・河本先生にも本研修会の開催をご紹介いただき、嬉しい事に男子学生を引き連れ受講していただきました。

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まず初日の18日は、吉成先生及び河本先生も学生等と共に受講され、大きな教室をお借りし、「小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」のタイトルで、(1)ボールゲームの授業をめぐるひとつの問題、(2)問題の解決へ向けた2つの取り組み、(3)学習指導要領との関係について、(4)タグラグビーの魅力と題して講義を行い、その後、質疑応答の時間を設け行いました。

2日目の25日は、体育館での実技指導を行い、「小学校におけるタグラグビーの指導方法」とのタイトルで、(1)準備運動としての遊び(低学年で扱う運動遊びを含む)、(2)やさしいルールのゲームとその指導法、(3)発展したルールのゲームとその指導法、(4)攻め方と守り方の作戦例と題して、基本となる2人1組のタグの取り合いと、大きな声で「タグ」の発声練習、タグ取り鬼ごっこ、パスの練習等のタグラグビーのゲーム・試合を行ううえでの基本を学んでいただき、次に2チームに分かれ試合をまずは易しいルールで、走らず歩いてプレーさせる事により、特にオフサイドに関する理解に努め、最後は、ルールも厳しくしタグの数を数え走っての試合を行い、実技指導が無事終了しました。

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学生等に加え、吉成先生及び河本先生にも講義・実技を自ら体験していただき、小学校の子供達に対するタグラグビーの有効性・魅力等について理解していただき、今回の研修会でも良き理解者を増やす事に成功すると共に、来る後学期の体育授業での「タグラグビーティーチャー養成研修会」の開催日程も決まり、また、河本先生の青山学院大での「タグラグビーティーチャー養成研修会」の開催のお話も進んでおります。

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報告:佐々木文昭(日本協会 普及・競技力向上委員会 アドバイザー)

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