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2013/3/28

江東区立第二辰巳小学校 タグラグビーティーチャー養成研修会

主 催 江東区立第二辰巳小学校
日 時 平成25年3月13日(水)
会 場 江東区立第二辰巳小学校(ランチルーム・体育館)
受講者 江東区立第二辰巳小学校教員25名
講 師 佐々木文昭(日本ラグビー協会 普及・競技力向上委員会 普及部門アドバイザー)
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今年の1月31日・2月1日・4日の3日間、私の住まい江東区内の「辰巳の森海浜公園・ラグビー練習場」に程近い、区立第二辰巳小学校の5年生3クラスにタグラグビーの指導(各3回)に出掛けた際、藤田校長先生との懇談の中で、タグラグビーの全学年・全校展開に向けて、校内の先生方にタグラグビーの有効性・魅力等+指導スキルの伝授を目的とした「タグラグビーティーチャー養成研修会」の開催を提案させていただきました。

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若い頃、親友のご夫婦と夏の菅平へラグビーの練習等を観に出掛けた事が有り、女性では有りますがラグビーに対して理解の有る藤田校長の鶴の一声で、第二辰巳小学校の全ての先生方が参加する研修会の開催が決定しました。
なお、後で判った話ですが、藤田校長の親友のご主人は偶然にも私の親友でもあり、私と共に日本ラグビー協会で役員を務める仲だと判明しました。

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学年末の大変忙しい時期の研修会開催にも関わらず、当日までの準備諸々を榎本副校長先生が引き継ぎ、大事な学校行事の一つとして抜かりの無い様何度か連絡を取り合い、研修会当日を迎えましたが、生憎、天候は快晴でしたが、強風が吹き荒れ砂塵と杉花粉が舞う最悪のコンデションで、実技指導は体育館で実施する事に致しました。

まず初めにランチルーム・会議室で、藤田校長、榎本副校長にも聴いていただき、「小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」のタイトルで、(1)ボールゲームの授業をめぐるひとつの問題、(2)問題の解決へ向けた2つの取り組み、(3)学習指導要領との関係について、(4)タグラグビーの魅力と題して講義を行いました。

続いて体育館での実技指導に移り、「小学校におけるタグラグビーの指導方法」とのタイトルで、(1)準備運動としての遊び(低学年で扱う運動遊びを含む)、(2)やさしいルールのゲームとその指導法、(3)発展したルールのゲームとその指導法、(4)攻め方と守り方の作戦例と題して、基本となる2人1組のタグの取り合いと、大きな声で「タグ」の発声練習、タグ取り鬼ごっこ、パスの練習等のタグラグビーのゲーム・試合を行ううえでの基本を学んでいただき、最後に5チームに分かれ、まずは走らず歩いてプレーさせる事によりオフサイドに関する理解に努め、試合のプレーを時々止め解説を行う等の模擬試合を行いました。

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藤田校長以下全校の先生方が、講義に加え、自らタグラグビーを体験していただき、子供達に対するタグラグビーの有効性・魅力等について理解していただけた研修会となり、今回もまた、タグラグビーの良き理解者を増やす事に成功しました。
 なお、研修会終了後帰り際に、5年生3クラスの担任の先生に子供達から私に宛てた3冊の文集をいただき、タグラグビーの指導に対するやり甲斐を感じ、嬉しい気持ちで満たされた1日となりました。

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報告:佐々木文昭(日本協会普及・競技力向上委員会 アドバイザー)

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