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2011/11/19

九州協会タグ指導者養成講習会(タグエデュケーター講習会)

事業名称: タグラグビー指導者養成講習会(エデュケーター講習会)
主催者: 九州ラグビー協会「九州ブロック」
日 時: 平成23年11月19日(土)・20日(日)
会 場: 宮崎県宮崎市立住吉南小学校
受講者: 11名
講 師: 三原一樹(日本ラグビー協会 普及・競技力向上委員会タグ部門九州エリア担当)

九州協会「九州ブロック」におけるエデュケーター講習会を宮崎市で開催しました。 昨年度は、各県協会タグラグビー担当者(8名中7名が教員,その中の6名が小学校教員)が受講しましたが、本年度は、各県協会の普及育成委員長等(11名中8名が教員,その中の6名が小学校教員)が受講しました。

まず初めに,エデュケーター講習会の受講後に各県で開催するティーチャー研修会が、ラグビー人口の増加と学校現場におけるタグラグビーの普及活動には欠かせないことであることを確認し、講習会を下記の内容で開催しました。

講 義

  1. 日本協会の普及育成の基本方針
  2. 講習会の目的及びエデュケーター資格の特性
  3. ティーチャー研修会の目的・内容
  4. 新学習指導要領「体育」の目的・内容
  5. ティーチャー研修会の企画・運営方法
  6. 教育委員会への後援申請の方法
  7. 公共施設の借用方法
実 技(把握と確認)
  1. 体育授業での低・中・高学年におけるタグラグビーの指導内容
  2. 新学習指導要領との関連
エデュケーター講習会の受講生は、皆各県に戻れば小学校の先生方を対象にティーチャー研修会を開催し講師役を務めることから、講義・実技共に、とても真剣に取り組んでいました。

講習中、受講生から、ティーチャー研修会の資料や新学習指導要領の解説書等を理解しつつ、子ども達の発達段階に応じた実技指導の方法等を現場の先生方に指導することを考えると、エデュケーター講習会の受講生には小学校教員が相応しいのではないかとの意見が多く出されました。 しかしながら現状では、県協会タグラグビー部門に小学校教員が多数所属している県もある一方で、学校教員がほとんど所属していない県もあり,エディケーター講習会の受講者として小学校教員を確保することが困難な状況も考えられ、今後の課題と考えています。

今後は、タグラグビー・ミニラグビー・女子ラグビーのイベントを同時開催することや,ラグビーをする機会に恵まれない中学生がタグラグビーを継続できる機会を検討し,タグラグビーを通してラグビーに対する興味・関心を持続させていける環境を整備していきたいと考えています。

以上のことから、当「エデュケーター講習会」及び「ティーチャー研修会」の受講者として、タグラグビー部門以外のミニラグビー・女子ラグビー・ジュニアラグビーの指導者にも呼び掛ける必要を認識し、エデュケーター講習会の報告の結びと致します。

報告:三原一樹(日本協会普及・競技力向上委員会タグ部門)

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