学校・学級紹介 |
上之保小学校は、岐阜県関市にあり全校児童53名の小規模な小学校です。学年10名程度で、3.4年生は複式学級となっています。また、体育の学習は、全て複式で行っています。学校の周りは、山があり、川があり、とても自然豊かな環境でのびのびと学校生活を送っています。関市では、関市教育研究会小学校体育部会がタグラグビーの研究を平成16年度より実践しています。市内19校全ての学校にタグラグビーの実践が行われることを願って研究が始まりましたが、現在はおよそ8割の学校で体育授業やクラブなどが行われています。本校は、平成22年度よりクラブや体育授業の中で取り組んでいます。少人数の体育学習ですが、一人ひとりが充分の運動量と主体的な取組で意欲的に学習を行っています。 |
実施内容 |
3,4年:体育の学習において、計8時間の計画で行った。ルールを従来のルールより簡易で行った。最終的にゲーム形式で楽しむ内容とした。
(3年:7名 4年:5名 1グループ6名の2グループ)
5,6年:体育の学習において、計8時間の計画で行った。一昨年より体育の学習において実践しているため、基本的スキルは、ウォーミングアップで行い、ゲーム形式の学習とした。また、班ごとに係を決め、自分たちで審判をしたり計時や得点も行えるようにした。
(5年8名 6年14名 1グループ7名の3グループ)
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指導のポイント |
中学年は、楽しく出来ることを第一として、「ボールをもって走りトライをする」ことから入っていった。そして、連携プレイ(フォローとパス)へと発展していく学習を行った。
高学年は、自分たちの班の特徴を生かす攻め方を中心にゲーム形式の学習を行った。特に、キーファクターとして、前進・継続・フォローを基本とする事を毎時間こだわって指導した。 |
感想・印象 今後の課題 |
3~6年生児童は、体育の学習である、タグラグビーがとても好きである。特にトライを取ったり、試合に勝ったりすることに喜びを感じていた。
日本協会からのタグセットを寄贈していただいてから、準備・ウォーミングアップの時間が、軽減された。タグベルトを巻きつけるだけで、すぐにつけることが出来たり、かたずけることが出来るため非常にありがたかった。
低学年は、体育の授業というより、特活の時間(親子活動)でタグラグビー的遊びを多く行っているが、体育の授業実践が出来るようにしていきたい。 |