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2018/4/7

第8回城南カップ トライ・アタック杯

主 催 大田区ラグビーフットボール協会 城南タグラグビー交流会
日 時 平成30年3月11日(日)
会 場 大田区立森ケ崎公園運動場
参 加 小学生10団体・26チーム(約200人)/来場者:約200名
大会方式 ・高学年(6年―4年)、低学年(3年―1年)の2カテゴリー
・グループリーグ→全チームが順位別トーナメントへ
・高学年は、グループリーグ戦績の総合順位によってトーナメント分け
・低学年は、グループリーグ戦績の総合順位によって決勝リーグ分け
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『第8回城南タグ トライ・アタック杯』が、平成30年3月11日(日)、大田区立森ケ崎公園運動場で開催されました。
当日は晴天に恵まれ、全10クラブが参加し、約180人の小学生たちが集まりました。10クラブからの26チームが高学年、低学年の2カテゴリーに分かれ、午前中44試合、午後46試合の合計90試合を行いました。卒業を控えた6年生の子供たちにとっては、小学生最後の試合でもあり、交流を楽しみつつもプレーぶりは熱のこもったものとなりました。
大会方式は、高学年は4プールで、低学年は2プールでグループリーグを行いました。高学年はその順位に応じて2つの決勝トーナメントを行い、それぞれの敗者戦も含め、カップ、プレート、ボウル、シールドの優勝を争いました。低学年は、グループリーグ戦績によって2つの決勝リーグで優勝を目指しました。リーグ順位は「総合戦績」で評価。各リーグでの順位ではなく、勝ち点、総得失点差などによって順位が決まるため、トーナメントの組み合わせが読めない意外性があります。
各チームの特徴が表われた熱戦が相次ぎました。高学年カップトーナメントでは「島根YDKサマー」と「ひかりきっずくらぶレッド」が決勝で対戦。4-4のドローの末、1分半の延長でも勝負はつかず、規定により5人対5人の同時ジャンケンに! 結果、島根が優勝トロフィーを高々と掲げました。
島根小タグラグビークラブにとっては、2度目の王座、しかも、クラブの「ラスト」を飾る優勝となりました。実は今年度をもってクラブの活動休止が決まっていたからです。今年度初めに、これまで熱心にクラブの指揮を執ってきた島根小の先生が他校へ赴任、その時点で休部となる流れでしたが、新6年生の保護者の皆さんが「もう1年だけ活動を」と申し出て、1年限りの地域スポーツクラブとして運営にあたってきたのです。
「課外の活動となるので、活動場所を押さえるところから、保護者みんなで力を合わせてなんとかここまで…」(島根YDK保護者代表の金子氏)。学校や周囲の理解や協力を得ながら運営に取り組んできました。指導については、決勝で対戦した ひかりきっず などラグビーの仲間であるチームが合同練習や交流試合などで胸を貸してくれたそうです。
フィールドでは激しく競り合った2チームが、試合後は互いの健闘をたたえ合っていたのが印象的でした。小学校を卒業しても、城南タグで戦った選手たちは皆ずっと仲間です。

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<今回の参加団体>
トライ・アタック、ひかりきっずくらぶ、学世田ウィングス、しながわバンブーラグビークラブ、新宿チャレスポスパイダーズ、島根小タグラグビークラブ、成城ラグビーアカデミー、下赤塚小学校、戸塚第一小学校、調布トライアーズ

<運営>
レフリー、大会運営スタッフは交流会所属クラブの保護者が分担。コート毎に担当するクラブを複数決めて、そこにレフリーや召集係および得点係などのスタッフ確保から当日のコート運営まで全てを任せる形式。スタッフ全体としてまとめるのは、カップの冠名である持ち回り「幹事」です。怪我や遅延もなく、城南カップを終了できたことは、ひとえに、保護者の皆さま、並びに当タグラグビー交流会設立時から参加されているクラブの指導者の方々の支援の賜物でした。来年も、本会の理念である「地域を超えた多くの団体が集い、参加する全員が運営するような大会にしたい」を実行していきます。
http://tagrugbytokyo.jimdo.com/(東京城南地区タグラグビー交流会ホームページ)

報告:鈴木 祐次(トライ・アタック:今回幹事団体)

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