主 催 |
(公財)日本ラグビーフットボール協会、豊田市教育委員会 |
日 時 |
平成29年8月30日(水) |
会 場 |
スカイホール豊田(愛知県・豊田市) |
受講者 |
81名(スタッフ6名) |
講 師 |
渋谷 俊治(愛知県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター) |
8月30日(水)、豊田市のスカイホール豊田において、小学校の先生方を対象に、タグラグビーティーチャー研修会を行いました。
豊田市は、2019ラグビーワールドカップの開催地に決まっていますが、今のところ、市民の認知度や盛り上がりは、「正直、今ひとつ」なのだそうです。
そこで、豊田市では、「すべての小学校の体育の授業でタグラグビーを行い、ラグビーというボールゲームの楽しさや精神性のすばらしさを、多くの子どもたちに味わってもらおう」ということになり、今回の研修の依頼がありました。
前半の座学では、ボール運動の教材としてのタグラグビーの魅力と可能性を、具体的な事例やデータをもとにお話しました。今年の春、文部科学省が告示した新学習指導要領では、前回の改訂に引き続き、タグラグビーが中高学年のゲーム・ボール運動の教材として例示されました。タグラグビーの教材としての価値が証明されたことになり、このことは、参加者の関心を一層高めていました。
後半の実技では、タグラグビーの導入段階から発展段階まで、無理なく順に学習できるように、練習やゲームを紹介し、体験していただきました。どなたも夢中になってタグラグビーに取り組まれ、翌日以降の筋肉痛が心配になるほどでした。また、「タグを購入する際の注意点は?」「運動能力の高い子の独走を止めるには?」など、進んで質問をされる姿から、タグラグビーでよい授業をしたいという先生方の熱い思いが伝わってきました。
体育の授業でタグラグビーを学習した子どもたちが、ラグビーの楽しさを実感し、自分たちの町で行われるワールドカップを楽しんでくれたらうれしい限りです。
報告:渋谷 俊治(愛知県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター)
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