学校・学級紹介 |
本校は,栃木県・埼玉県に隣接する茨城県西部に位置し,北西部にはラムサール条約に登録された渡良瀬遊水地があり,自然が広がっています。
本校児童は運動が好きな児童が多く,市内の陸上記録会においても素晴らしい成績を残すことができました。
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実施内容 |
6時間の単元として実施。
《1時間目》
DVD(「みんなでトライ!」)を視聴し,タグラグビーの動きやルールを確認し,実際にタグを付け,慣れておく。
《2時間目》
タグ取り鬼を行い,動きを覚える。
(1)15人前後に分かれ,タグ取り鬼を行う。(取られても相手のタグを取ってもよい。)
(2)1チーム5~6人で,敵チームのタグを取る。
(タグを2本取られたらコートの外へ,タグを多く取ったチームの勝ち。)
楕円形のボールに慣れる。
(3)チームで円になってボールを回す。投げ方などは特に細かく指導しない。
(内向き・外向き,右回り・左回り)
(4)10~20回パスを回し,終了したら座る。
《3時間目》
(1)タグ取り,パス回しでウォーミングアップ。
(2)四角形のコートの中央にボールを置き,角からボールを取りに行き,自分の陣地に運ぶ。
(中央にボールがなくなったら,敵の陣地から奪ってもよい)
(3)1チーム4人で,ランニングパスを行う。
(常に三角形を意識し,ボールをもらった人は前の人を抜き去る。他の人は,ボールを持った人の両サイドについてパスをもらう。)
《4時間目》
(1)ボール取り,ランニングパスでウォーミングアップ。
(2)ルールの確認。
(3)1チーム4人で試合を行う。(5分間。最初はノックオンの反則は取らない。)
試合のないチームは,コートの外でパスの練習や作戦会議などをしてもよい。
《5時間目》
(1)ウォーミングアップ。
(2)1チーム5人で試合を行う。(ノックオンなどの反則も取る。)
《6時間目》
トーナメント戦でタグラグビー大会を実施。
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指導のポイント |
・タグを取る時には,大きな声で「タグ!」と言うようにする。高学年になると恥ずかしがる児童もいるが,今後試合を行っていく中で,タグを取られたという判断材料に必要。
・タグ取り鬼や試合では,プレーに夢中になり児童同士が接触してしまう恐れがあるので,事前に十分注意するように指導する。
・ボールの持ち方,投げ方などは細かく指導しない。ボールを持ったら,前に走る。タグを取られてからパスをするという指導をしていく。
・試合の最初の頃は,ノックオン,オフサイドの反則はとらない。スローフォワードの反則だけは厳しくとるようにする。
・児童の実態に合わせ,タグを4回取られたら攻守交代などのルールを作る。 |
感想・印象 今後の課題 |
ほとんどの児童が楽しかったという感想であった。みんな夢中になって試合に取り組むことができた。特に,普段はおとなしい女子児童が「体育の授業の中で一番楽しかった。」という感想をもち,誰もが同じように活躍する場があり,楽しめるものであると感じた。
しかし,「ルールが難しかった。」という意見も多く,指導する側もルールをしっかりと理解して指導する必要がある。
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