学校・学級紹介 |
千葉県唯一の村である長生村立八積小学校には、262名の児童が在籍している。児童は明るく素直で、体育の授業や外遊びを好む児童がとても多い。4年1組、2組とも明るく元気な児童が多い。また運動を好む児童が多く、タグラグビーの授業でも意欲的に取り組んだ。 |
実施内容 |
公認指導員の資格を持った外部指導者(本校卒業生の父親)を招き、クラブ活動の1つに「タグラグビークラブ」を設けた。クラブには毎年4~6年生の児童が入り、月に1回程度外部指導者の指導を受けて練習したり、ゲームしたりと活動している。体育の授業としても、低学年でのタグを使った鬼遊びや中学年以上では1対1やパス、ゲームとタグラグビーを行っている。 |
指導のポイント |
日本ラグビーフットボール協会から送られてきた「タグラグビーガイドブック」やインターネット上に掲載されている学習指導案などを参考にして授業を行ってきた。タグ取り鬼や円陣パス、三角ランニングなどを行ってからゲームにつなげている。今年は1対1から2対1、2対2を沢山行ってからゲームにつなげてみた。すると、児童は攻撃や守備の際におけるポジショニングや動き方を身につけ、スムーズにゲームに移行することができた・ゲームはとても白熱し、盛り上がった。 |
感想・印象 今後の課題 |
タグラグビーは。サッカーやミニバスケットボール、ドッヂボールなどと比べてあまり男女間の技能差が無いので指導しやすい。また、ボールを手で扱うことから、球技が苦手な児童でも比較的容易に扱うことができる。さらに、1チームの人数が少ないため、運動量もしっかり確保できるので、体力づくりにとても適したスポーツだと思う。児童の感想は「楽しかった」「またやりたい」と前向きな意見がとても多かった。
課題としては、セルフジャッジをしたときに白熱しすぎてしまったり、指導者がオフサイドやノックオンなどのルールの判断が不十分なまま指導するとトラブルになってしまうことがある。ルールの十分な理解とし、児童に分かりやすい指導ができるようにジャッジの向上に努めていきたい。今後も体育の授業の中でタグラグビーを取り上げていきたい。 |