主 催 |
(公財)日本ラグビーフットボール協会 |
日 時 |
平成25年8月2日 |
会 場 |
奄美市立朝日小学校 |
受講者 |
16名(スタッフ1名) |
講 師 |
中山 大樹(鹿児島県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター) |
8月2日(金)に奄美市立朝日小学校に於いてタグラグビー指導者研修会を実施しました。奄美大島で実施するのは昨年度に引き続き2度目でした。今年度は、昨年度よりも人数が増え、16名の先生方と共に、タグラグビーの持つ運動の特性や安全に配慮した指導法について学ぶことができました。
研修会の内容は、タグラグビーが学習指導要領の中に例示された背景。近年の子どもたちを取り巻く環境の変化から生まれた体力の低下、運動好きと嫌いの二極化の問題を取りあげ、それらを補う一つの方策としてタグラグビーは最適であることを中心に座学を行い、その後、低、中、高学年と発達段階を踏まえながら、順を追って実技研修を行いました。
特に、印象に残ったのは、終始、先生方が笑顔で楽しみながら研修会を受けて下さったことでした。これは、年齢や性別に関係なく、誰でも気軽に楽しむことのできるタグラグビーの持っている良さを、参加していただいた先生方それぞれが、十分に理解し、感じていただいたからだと思いました。
鹿児島県では、県内各地において、フェスタや研修会を多数開催しているので、タグラグビーは浸透しつつあると思います。しかしながら、「タグラグビーという名前は知っていても、実際に体験したのはこれが初めてだった。」という先生方が多いと思います。先生方の研修後の感想からも分かる通り、奄美大島はまだまだ未開の地であると言えます。道具はあっても教育課程の中に取り入れている学校は少ないのが現状です。今後は、更にフェスタや交流会などを通じて、もっともっとタグラグビーの良さを理解してもらえるよう微力ながら邁進していく所存です。また、奄美の子どもたちが、運動好きの子どもたちになれるように努力したいです。
報告:中山 大樹(鹿児島県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター)
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