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2023/12/10

第17回府中市小学生タグラグビー大会 フォーリスカップ

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 ワールドカップ決勝戦、南アフリカが連覇を決めた週、令和5年11月3日(金)、府中朝日フットボールパークで子供たちが待ちに待った第17回府中市小学生タグラグビー大会フォーリスカップが晴天の元、4年ぶりに開催され、子供たちの元気な声が響きました。ワールドカップの盛り上がりを受け、プレーヤーだけではなく、観客も一体となった大会です。
 当日は、府中市内11小学校、23チーム、215名の元気な小学生が参加しました。コロナ禍前に比べ参加小学校、チーム数、参加人数ともに少なくなりましたが、各小学校の先生方のおかげで多くの子供が参加することができました。そして、6チーム毎の予選リーグを行い、カップ・プレート・ボウル・シルバーの各トーナメント戦を行いました。来賓には、府中市 高野律雄市長、酒井泰教育長、他多数の府中市関係者、校長先生方が小学生の熱戦を観戦されました。開会式での選手宣誓にも「ラグビーのまち府中」という言葉が使われ、子供たち自身もラグビーに対する理解が深まっていることが分かり、子供たちや来場者の熱気あふれる応援がグランドにあふれました。
 この大会は、府中市を活動拠点にしている東京サントリーサンゴリアス、東芝ブレイブ・ルーパス東京といったラグビー「リーグ・ワン」を代表する2チーム、府中市、小学校教職員、(株)フォルマ、東京都・府中市ラグビーフットボール協会が企画段階から連携、企画して開催するという地域社会における新しいタイプの健全育成事業といえます。当日は、東芝ブレイブルーパス東京・東京サントリーサンゴリアスからの協力や抽選会での景品の提供など、準備も含め様々な面で力を貸してくださいました。またブレイブルーパス府中ジュニアRFC育成会の方々、府中整骨師会、ブレイブ・ルーブの選手の皆さんにも1日お手伝いいただきました。さらに抽選会での景品を(株)フォルマ様をはじめ市内の企業からご提供いただき、この事業も軌道に乗り、さらに発展の兆しが見えてきたと言えるでしょう。

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 試合については全81試合行われ、各チームの特徴が出て熱戦が繰り広げられました。結果は次の通りです。

◇カップトーナメント

  • 優 勝 白糸台小学校 白小フェニックス
  • 準優勝 小柳小学校  ウルトラ魂
  • 3 位 白糸台小学校 白小フェニックスB
  • 4 位 小柳小学校  ぞうさん

◇プレートトーナメント

  • 優 勝 第三小学校    三小ブロッサムズ
  • 準優勝 南町小学校    SHAKERS(シェイカーズ)
  • 3 位 学校合同チーム  府中タグONEはやぶさ
                 第四、第十、若松小
  • 4 位 小柳小      温泉卵

◇ボウルトーナメント

  • 優 勝 白糸台小学校  白小フェニックスC
  • 準優勝 南白糸台小学校 南白小は50周年レッド
  • 3 位 南町小学校   やさしくしてネ
  • 4 位 矢崎小学校   ゴットファイターズ

◇シルバープレートトーナメント

  • 優 勝 小柳小学校   子やぎくんレンジャー
  • 準優勝 南白糸台小学校 南白小は50周年イエロー
  • 3 位 白糸台小学校  白小フェニックスD
  • 4 位 第五小学校   五小クローバーズ

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 閉会式では、各優勝チームには表彰状・優勝トロフィー・メダルが、2・3・4位チームには表彰状が授与されました。表彰式では、東芝ブレイブルーパス東京の田中元珠選手、アニセ・サムエラ選手、15人制女子日本代表安尾琴乃選手、安藤菜緒選手の4人の方々にメダルの授与をしていただきました。子供達にとって記憶に残る表彰式だったのではないでしょうか。
 このフォーリスカップは、当日の大会だけが楽しみではありません。今後、東芝・サントリー両チームの専属カメラマン志賀さん・長尾さんが撮った写真展が、インターネット上で紹介されます。子供たちのあふれる笑顔や、真剣なまなざしが生き生きと作品に表されています。このように大会に参加した子供たちや保護者、そして市民の皆さんが楽しみにしているイベントです。府中にお越しの際は、鑑賞していただければ幸いです。
 また、第1回大会に比べ、格段に参加児童・チーム数が増えたにもかかわらず、大会運営が遅れることなくスムーズに行われ、今大会もレフリーを市内小学校教員が行い、レフリングも大きく向上しました。またギャップを見つけ走り抜けるラン、クロスや飛ばし等のパス、間合いを計りながらのステップなど子供の技術向上にも目を見張るものがありました。特にどのチームも、他の試合を観戦したり、試合をしたりして、最初の試合より後の試合でのレベルが、たった1日ですが格段に向上しました。子供たちの力の素晴らしさを感じずにはいらせません。
 4年前にはなかったリーグ・ワンも2年目を迎え、このことをきっかけとして、老若男女、誰もがラグビーを楽しむことのできる府中を目指していきたいと考えています。そして、今回も家族の方々の素晴らしい応援など大会を重ねる毎にうれしい光景がさらに増えてきました。来年も今大会で象徴的であった「子供たちのやる気あふれる笑顔」「保護者の子供たちに対する一体となった応援」を増やしていくつもりです。

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報告:府中市ラグビーフットボール協会 泉 朋希

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