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2010/3/31

「yorimo親子タグラグビー教室」実施レポート

<開催概要>
主催:日本ラグビーフットボール協会 ジャパンラグビートップリーグ/JRHPP
運営:関西ラグビーフットボール協会普及育成委員会
後援: 読売新聞社
協賛:株式会社スズキスポーツ
協力: -
会場: 大阪府 近鉄花園ラグビー場 人工芝フィールド
対戦カード: 豊田自動織機 × ワールドファイティングブル(12時KO・TW順位決定戦)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ × 福岡サニックスブルース(14時KO)
<当日スケジュール>

9:30 集合・受付開始
9:10 開講式〜 ・ タグ教室開催
10:50 指導終了 ・ 記念写真撮影
12:00 試合観戦

<ラグビー教室参加者人数>

42名(大人20名/子供22名) 【申し込み人数 18組】

<参加トップリーグ選手>

なし

yorimo親子タグラグビー教室レポート

12月14日(日),大阪 近鉄花園ラグビー場で行われた「yorimo親子タグラグビー教室」は,冬本番を思わせる冷たい風が吹く中での開催となりました。
そんな天候とは裏腹に,続々とつめかけた参加者は,思い思いにグラウンドを走りまわり,グラウンドの随所から歓声が響き渡る楽しい会となりました。

花園での開催は,10月に続き2回目。今回の42名の参加者の中には,見覚えのある前回参加者の姿もありました。「もう一度,参加してみよう。」とやってくる子どもたちに再会出来るのも嬉しいことです。花園でラグビーを「プレー」したことを胸に,「ラグビーが好きでたまらない少年に育って欲しいなぁ」と心から思いました。

小学校高学年グループは,「親子対決ゲーム」に向けて,「1対1の抜きあい」など遊びながらタグラグビーのスキルを磨きます。子ども達は驚くほど呑み込みが早く,お父さん・お母さん方も,ペース配分を考えることなく,無我夢中でラグビーボールとタグを追います。

身体が十分に温まったところで,「親チーム」vs.「子どもチーム」の真剣勝負。
「子どもチーム」には,「大人顔負けの走力をもった子ども」が,一方の「大人チーム」には「子ども顔負けの勝負に対する執念?を持った大人」が中心となり,全力プレーでそれぞれのチームを引っ張ります。
お互い譲らない好勝負は,好プレーとその合間に飛び出す珍プレーで大いに盛り上がりました。お互い手加減することなく全力で戦えるタグラグビーの魅力を感じさせるゲーム,ノーサイドの笛の後,両チームの握手と笑顔がそのことを物語っているようでした。

小学校低学年グループは,抱えたボールがとても大きく見える幼児も含めて約15人。うち半数以上が女性陣と,性別を問わず楽しめるタグラグビーならではのグループ構成でした。

「タグラグビー教室」とは言いながら,暖かさを求めてコンタクトの要素をちりばめたメニューで楽しみました。なかでも,遠慮なく体当たりできるコンタクトバックは大人気。お父さんがしっかり受け止めてくれることに安心して,「笑顔」で「激しく」ぶつかっていました。他にも,5人位の大人が両手をつないで作った輪の中心から早く脱出するゲームなど,「当たってはダメ」と「当たってもいい」にすぐに子ども達は順応し,当初は予定になかった高学年同様の「親子ゲーム」に発展。ここでもかなりかがまなければとれないタグに大人チームは悪戦苦闘。それをよそに,本当に楽しそうに自由に走り回る子ども達が印象的でした。

あっという間の1時間が過ぎ,記念撮影の後はとても嬉しい「タグラグビーボール」のプレゼント。この鮮やかな色合いのボールは,参加者にとても好評で,練習中に「このボール欲しいなぁ。」とつぶやいていた女の子は,ニューボールのプレゼントに飛び上がって喜んでいました。

参加者からは,「雨が心配だったけど,思い切りラグビーが出来て良かった。」「ラグビーはよく観戦するけど,実際にやるのは初めて。それも花園で出来てすごく楽しかった。」「子どもは参加をためらっていたけどとても楽しそうにしていて参加して良かった」などと,嬉しいコメントをいただきました。

これまで「観る」スポーツとしてラグビーを支えていただいていたラグビーファンの皆さまにも,こういった機会を通じて,ぜひ「グラウンドを突っ走る爽快感」を感じていただきたいと思います。

あらゆる機会を通じて,ラグビーというスポーツの魅力を感じていただき,ラグビーを応援する仲間が増えていくことが,今回参加してくれた子ども達が大人になった時に大きな力になっているのではないでしょうか。

ラグビー教室参加の皆様,そしてご支援・ご協力いただきましたすべての皆様ありがとうございました。

 

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