ホーム
ニュース
記事詳細

ニュース

2018/5/27

練馬区ラグビースクール・タグラグビーティーチャー研修会

主 催 日本ラグビーフットボール協会
共 催 練馬区ラグビースクール
会 場 東京都練馬区東大泉地区区民館(体育館)
受講者 練馬区ラグビースクールコーチ・26名(ジュニア7名・ミニ高学年4名・ミニ中学年3名・ミニ低学年7名・幼児5名)
講 師 佐々木文昭(日本ラグビーフットボール協会 普及育成委員会タグラグビー部門員)
写真 写真 写真

 去る5月10日、小学生世代・U12の競技規則に関して、「低学年(小学校1、2年生:U-8)の競技規則について、都道府県協会が主催する試合にはおいては原則として、(公財)日本ラグビーフットボール協会が制定するタグラグビーを行う。ただしタグラグビーではコンタクトプレーは認められないが、ミニラグビーの中学年(小学校3、4年生:U-10)ではコンタクトプレーが認められているため、その準備段階としての日常の練習からすべてのコンタクトを禁止するものではない。」との競技規則の改訂・通達されました。 改正・通達内容への移行をスムーズに進める意味から、練馬区ラグビースクールのアドバイザーに開催のリクエストをいただき研修会を開催致しました。

 日曜日の夕刻から夜にかけ、東大泉地区区民館・体育館に於いて開催された研修会では、まず「小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」のタイトルで、(1)ボールゲームの授業をめぐるひとつの問題、(2)問題の解決へ向けた2つの取り組み、(3)学習指導要領との関係について、(4)タグラグビーの魅力と題して講義を行い、タグラグビーの体育授業における優位性等を理解していただきました。

 後半の実技指導では、実際に子供達に接して指導する立場からの色々なスキルに関して「小学校におけるタグラグビーの指導方法」とのタイトルで、(1)準備運動としての遊び(低学年で扱う運動遊びを含む)、(2)やさしいルールのゲームとその指導法、(3)発展したルールのゲームとその指導法、(4)攻め方と守り方の作戦例と題して、基本となる2人1組のタグの取り合いと、大きな声で「タグ」の発声練習、タグ取り鬼ごっこ、パスの練習、一対一でボールを持って走る・タグの取り合い等のタグラグビーのゲーム・試合を行ううえでの基本を学んでいただき、最後に数チームに分かれ、ウオーキングによる試合を行い、全員が大汗をかき実技指導を無事終了、その後、質疑応答の時間を設けレフリング・ルール等に関する活発な質問が交わされ、参加者全員が満足し有意義な研修会になった事を報告し、結びと致します。

写真 写真 写真
写真 写真 写真
写真 写真 写真

<受講者コメント>
(ミニカテゴリーヘッドコーチ 渡邊一樹さん)
2019年度からの小学校2年生以下ノーコンタクト移行予定に際し、タグラグビーの経験がないコーチ陣や親御さんの間では不安の声が聞こえていました。この度実際に体験してみることで、安全性のみならず、段階的にラグビーを楽しみ上達していく過程にピッタリであると認識しました。練馬区ラグビーフットボール協会とも連携し区内の小学校への普及活動を実施していくとともに、学校体育からのスクールへの誘導、定着に向けて更に努力して参ります。大変貴重な機会をありがとうございました。

写真

報告:佐々木文昭(日本ラグビーフットボール協会 普及育成委員会タグラグビー部門員)

ニュース一覧へ