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2016/9/30

千葉県我孫子市タグラグビーティーチャー研修会 兼 我孫子市教職員研修会体育部会

主 催 (公財)日本ラグビーフットボール協会
日 時 平成28年8月25日(木)
会 場 我孫子市布佐南小学校(千葉県・我孫子市)
講 師 石塚 由之(千葉県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター)
受講者 22名(スタッフ2名)
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 今回の研修会は「我孫子市教育研究会体育部会」を兼ねて開催致しました。
 この組織は、市内の小中学校の教員で構成されており、各学校の体育学習、体育的行事等をリードしている先生達が中心になっています。どの先生方も、普段の体育の授業から様々な取り組みを考えて、体を動かすことの楽しさを子ども達が感じられるように日々努力している方々ばかりです。タグラグビーに関しても実際に実践している先生方もいましたが、ルールや指導法などについての疑問などを持っている方が多かったので、今回の研修を通してよりタグラグビーを知ってもらえればと思いました。
 まず導入として、「小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」についての講義を行いました。
 タグラグビーの学習指導要領の中での位置づけやタグラグビーの球技としての特性そして、子どもにとっての楽しさ等を、グラフを用いて説明を行いました。その後は、試合の流れのイメージをつかんでもらうために、本校の「タグラグビー部」の児童達に実際に簡単な試合をしてもらいました。
 後半の実技は「2人組のタグ取り」、「タグ取り鬼ごっこ」、「円陣パス」、「ボール取りゲーム」、「三角ランニング」、「簡単な試合」という流れで行ないました。
 その中で、(1)タグを取られるまで走る (2)タグを取る (3)タグを取られたら止まってパスをする (4)ボールを持っていない時は、ボールを持っている人のお尻を見ながら走る、この4つのポイントを常に意識するように心がけていきました。参加した先生方はやはりボールの扱い方が上手で、みんな意欲的に楽しく取り組むことができました。
 今回の研修を通して、小学校だけではなくぜひ中学校の授業でも取り入れていければと思いました。また参加された先生方が今後の体育の授業の中で取り組み、タグラグビーの実践を通して「運動の楽しさ」を味わうことができる子どもが1人でも多くなるように、日々授業等を考えていきたいと思いました。

報告:石塚 由之(千葉県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター)

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