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2015/11/8

愛知県タグラグビー指導者養成講習会(2)

主 催 日本ラグビーフットボール協会
日 時 平成27年10月18日
会 場 パロマ瑞穂ラグビー場
受講者 22名(スタッフ6名)
講 師 渋谷 俊治(愛知県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター)
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 10月18日(日)、パロマ瑞穂ラグビー場において、タグラグビーティーチャー研修会を行いました。今回は、名古屋市内の小学校の先生方を中心に、豊田青年会議所の方々やPTAのお母さん方にも参加していただきました。

 豊田青年会議所は、3年前から豊田市内の小学生を対象に、タグラグビーのイベントや大会を開催してきました。これまで、タグラグビーの指導やレフリーは、我々ラグビー協会が担当し、青年会議所は企画・運営のみを担当してきましたが、せっかくなので子どもたちに教えられるようにもなりたいと、今回の研修会に参加していただくことになりました。
 また、PTAのお母さん方は、学校で土曜日に行っている親子イベントとしてタグラグビーをやりたいということで、参加していただきました。

 会議室で講義を行った後、雲一つない青空の下で実技を行いました。例年、この研修会は、ラクビー場のグラウンドで実技を行っていますが、今年は東海学生リーグの公式戦と重なり、実技は隣接する練習場で行いました。メインのグラウンドと比べれば少々狭いのですが、今回の参加人数であれば十分に動き回れる広さがあります。また、昨年9月の改修工事でロングパイル人工芝がはられ、フカフカの状態で気持ちよく動くことができました。

 準備運動、練習、ゲームという基本のプログラムを体験していただいた後、戦術学習としての可能性についても紹介しました。小学校高学年でタグラグビーを教材として取り扱う場合、チームとしての攻め方を仲間と話し合い、作戦を工夫してゲームをするという学習内容が重要になります。
 そこで、ラグビー協会のスタッフが、クロスやループ、飛ばしパスなどのサインプレーを実際に行い、具体的なイメージをもっていただきました。ただし、戦術学習は、一人一人の子どもたちが、ボールをもって全力で走り、タグを取られたらパスをするという、基本的な技能でゲームができるようになってから行わないと、サインプレーの形だけにこだわるようになり、スピードや運動量とという、タグラグビー本来の魅力が失われてしまうということも、併せてお伝えしました。

 体育の授業はもちろん、様々なところでタグラグビーが楽しんでもらえるという期待が膨らむ研修会になりました。

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報告:渋谷 俊治(愛知県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター)

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