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2013/11/28

豊後大野市 タグラグビーティーチャー研修会

主 催 (公財)日本ラグビーフットボール協会
日 時 平成25年7月29日
会 場 豊後大野市立三重東小学校
受講者 13名(スタッフ1名)
講 師 上田 雄一(大分県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター)

 学校をあげてタグラグビーの指導に取り組もうとしている熱意を感じました。暑い中での実施となりましたが、女性の先生も多く参加をしていただきました。
■内容
【前半・講義】
 研修会用の資料、DVDの映像資料 等を使用して、座学での講義を行いました。学校ですでに取り組まれているようで、細かい点でのルールに対する質問がありました。
【後半・実技講習】
 協会作成の冊子に則して、実技講習を実施しました。低学年・中学年・高学年と段階をおっての指導内容を全て扱いました。実技講習の後半では、やさしいルールでのゲームと発展したルールでのゲームの両方を扱いました。様々な事象がおこる度にゲームを止めて、詳しく解説を加えていきました。
 4人制ゲームで、狭いコートを使ってのゲームを行いました。慣れてきたら、女性の先生も数多くトライができるようになりました。スピードや運動の上手い下手にあまり左右されないゲームができるという点で、先生方もよろこんでくれていました。

 得点場面のルール適用や待ち伏せ行為(オフサイド)の取扱いについては、十分に時間をかけて解説をしていきました。しかし、実際に子どもたちがゲームをする場面になって、そのあたりを上手く指導できるかどうか不安に感じている先生(特に女性の先生)が多かったように思います。もう少しゲームの指導場面を扱う時間を増やした方がよいかもしれないと感じています。
 単独校での開催になりましたが、山間部の児童数の少ない学校なので1チーム4~5人でゲームができるタグラグビーは有効な教材になると考えてくださっているようです。後半は、詳しいルールの解説も求められました。非常に意識を高くもってくださっていると感じました。来年度はエデュケーター研修を受講したいと考えている先生もいるようで、学校をあげてタグラグビーに取り組もうとしている雰囲気を感じました。

 非常の暑い中での講習会でしたが、参加をいただいた三重東小学校の先生方、快く会場をお貸しいただいた三重東小学校の校長先生に感謝申し上げます。ありがとうございました。

報告:上田 雄一(大分県ラグビーフットボール協会 タグラグビーエデュケーター)

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