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2013/11/27

出水市 タグラグビーティーチャー研修会

主 催 (公財)日本ラグビーフットボール協会
日 時 平成25年8月7日
会 場 出水市立出水小学校
受講者 17名(スタッフ1名)
講 師 三原 一樹(九州ラグビーフットボール協会 タグラグビー部門長)
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 8月7日(水)、出水市立出水小学校でタグラグビー指導者研修会を実施した。県内全体に呼びかけ、県北部(北薩・出水地区)の方々に参加していただきたいと考え、昨年度から出水小学校で開催しているが本年度は出水小学校の教頭先生を初め6名の先生方が受講された。昨年度参加された方が一人いたが、他の先生方はタグラグビーの指導方法や評価の仕方などをまったく知りませんでした。
 先生方は、ラグビーと同じでないかという意識で「危ないのでは?」、「指導できないのでは?」などマイナス的なイメージを持っていた。まず、タグラグビーの試合風景をVTRで見ていただいた。(1)攻撃はボールを持ってゴールへ向かって走るだけ、(2)守りはボールを持っている人のタグを取るだけで前進を防ぐことができることを知っていただいた。VTRを見ながら説明をすることで、徐々に安全で楽しいスポーツであることをわかってもらえた。
 次に、パワーポイントの資料を使って、タグラグビーが平成20年度に改訂された学習指導要領解説に例示されていることや、タグラグビーのもつ良さが現在の学校現場における体育授業の問題を解決するための一つの方法としてとても効果的であることを説明した。 
 タグラグビーは、子どもがもっている力を生かして、1人だけでなくチームプレーが大切であり、更に個々の運動能力を高める楽しいスポーツであることを伝えた。実技では、安全に実施するためには、指導する環境「場」の設定や教師としての大切な「声かけ」をポイント毎に説明した。僅かな時間、狭いスペースでの運動量の豊富さを実際に体験してもらうことで知ってもらった。先生方の感想として、「とても楽しかった。各学年で工夫して教材かができる。」「難しいと思っていたけど簡単で楽しいです。」などうれしい感想が多かった。
 ただ、紹介ビデオや道具、指導書の不足を感じるとの意見もあった。県北部での開催は、昨年から2回目となるが、研修に来て下さった先生方は授業に取り入れてくださることと思いますが、まだまだタグラグビーは、先生方には紹介不足だと痛感しました。

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報告:三原 一樹(九州ラグビーフットボール協会 タグラグビー部門長)

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