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2013/11/27

鹿児島県教育委員会 タグラグビーティーチャー研修会

主 催 (公財)日本ラグビーフットボール協会
日 時 平成25年8月12日
会 場 鹿児島県総合体育センター
受講者 30名(スタッフ8名)
講 師 三原 一樹(九州ラグビーフットボール協会 タグラグビー部門長)
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 8月12日(月)、鹿児島県教育委員会総合体育センター主催の小学校から高校までの先生方を対象とした来所研修の中でタグラグビー指導法研修会(ティーチャー研修会)を実施させていただきました。この来所研修は県下の先生方に県教委が参加者を募集し、私達県ラグビー協会の先生方に講師を依頼する形となって、約10年近く続いています。今回も小・中学校、高校、養護学校の先生方30名が受講され、県協会関係者8名が講師となって一緒にタグラグビーを楽しみました。
 この来所研修では、午前中は県教育委員会の先生方が、他の種目について座学と実技指導して下さり、午後がタグラグビーを実施しています。毎回、タグラグビーを知らない先生方が数多く参加して下さるのでたいへんありがたい企画です。特に、小学校以外の先生方は、ほとんどタグラグビーを知らないので、最初は、「難しい」とか、「危ない」とか思っている方が多いですが、一つひとつ丁寧に「ねらい」と「内容」、「成果」等を理論と実技で説明していくと、次第に笑顔が増えていくのでたいへんありがたいです。
 具体的に、まずはタグラグビーがいかに簡単にできるかを知ってもらうために、簡単なルールでの試合風景をVTRで見ていただき、攻撃はボールを持ってゴールへ向かって走るだけ、守りはボールを持っている人のタグを取るだけで前進を防ぐことができ、安全で楽しいスポーツであることを紹介しています。次に理論を交えて実技で、「安全に」を第一に、指導する環境「場」の設定や教師としての大切な「声かけ」を、各指導レベルの中で具体的に説明をします。特に、実技の中では、僅かな時間と狭いスペースの中で、コミュニケーションを大切にしながら、楽しく運動できることの大切さも実際に体験していただいています。
 先生方の感想は、「とっても簡単で楽しかった。」、「具体的な指導がとてもよかった。」「すぐに授業で使えそうです。」「習ったことを生かしながら、自分でも工夫できそうです。」などとてもうれしい感想を聞くことができました。
 今回も、県教育委員会主催で開催することができましたが、ぜひ次年度も県下の各校種の先生方に、県教育委員会主催で紹介できることを願い報告としたいと思います。

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報告:三原 一樹(九州ラグビーフットボール協会 タグラグビー部門長)

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