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2013/11/27

屋久島町 タグラグビーティーチャー研修会

主 催 (公財)日本ラグビーフットボール協会
日 時 平成25年8月2日
会 場 屋久島町立宮之浦小学校
受講者 17名(スタッフ1名)
講 師 三原 一樹(九州ラグビーフットボール協会 タグラグビー部門長)
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 8月2日(金)、屋久島町立宮浦小学校でタグラグビー指導者研修会を実施しました。
島内全体に呼びかけましたが、他の学校の参加者はなく宮浦小学校教諭17名の先生方が受講されました。
 宮浦小学校では、昨年度から4年生と6年生の体育授業に導入しているとのことでしたが、ほとんどの先生方がタグラグビーの指導方法や評価の仕方などを知りませんでした。全員が、ラグビーという言葉から「ルールがわからない」、「危ないのでは?」 、「指導できるか不安…」などマイナス的なイメージを持っている方が半数以上でした。
 最初、タグラグビーとはどのようなものであるかを知ってもらうために、簡単なルールでの試合風景をVTRで見ていただきました。その中で攻撃はボールを持ってゴールへ向かって走るだけで、守りはボールを持っている人のタグを取るだけで前進を防ぐことができることなどを話しました。最初にVTRを見ていただいたために、タグラグビーとは安全で楽しいスポーツであることをある程度わかってもらえたと思います。
 次に、パワーポイントの資料を使って、タグラグビーが平成20年度に改訂された学習指導要領解説に例示されていることや、タグラグビーのもつ良さが現在の学校現場における体育授業の問題を解決するための一つの方法としてとても効果的であることを説明しました。子どもが誰でももっている力を生かして、1人だけでなくチームとしても楽しく運動できるスポーツであることを伝えました。
 実技では,学習指導要領にも全学年に記載されている「安全に」を第一に行ってもらいました。指導する環境「場」の設定や教師としての大切な「声かけ」をポイント毎に説明しました。僅かな時間、狭いスペースで運動することの大切さを知ってもらいました。
 先生方の感想として、「もっと難しいと思っていたけど簡単で楽しいですね。」、「これなら低学年でもタグを使った遊びとして2学期からできます。」、「結構、運動量がありますね。」でした。
 今回は、同一校の先生にしか紹介することができませんでしたが、各先生方が、次の学校で研修した「タグラグビーの良さ」を紹介していただけ、授業に取り入れてくださることを願いたいと思います。

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報告:三原 一樹(九州ラグビーフットボール協会 タグラグビー部門長)

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