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2013/2/11

江東区立扇橋小学校タグラグビーティーチャー養成研修会

主 催 江東区立扇橋小学校
日 時 平成25年2月8日(金)
会 場 江東区立扇橋小学校(会議室・校庭)
受講者 江東区立扇橋小学校教員・近隣小学校教員の計16名
講 師 佐々木文昭(日本ラグビー協会 普及・競技力向上委員会 普及部門アドバイザー)
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 昨年12月17日、私の住まい江東区内の区立扇橋小学校・奈良校長先生より友人を介して、放課後の時間帯・部活で子供達がタグラグビーを行っているが、良い指導者が居ないかとのお話が届き、指導に出向く事になりました。

 指導終了後、校長先生、ラグビーが大好きな加藤副校長及び体育主任の久保田先生との懇談の際、同校の先生方にタグラグビーの指導スキルを伝授・指導して欲しいとの願ってもないお話しが飛び出しました。
 私の方から、近隣の小学校にもお声掛けいただき「タグラグビーティーチャー養成研修会」を開催させて欲しいとの要望をおだしし、快諾いただき、同校から研修会開催情報の発信により、寒空の2月8日・放課後の時間帯に、主催校・扇橋小学校の先生方に加え、近隣の明治小学校・第四砂町小学校・第六砂町小学校・小名木川小学校からも先生方が集まり研修会を開催致しました。

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 まずは会議室にて、「小学校の体育学習におけるタグラグビーの可能性」のタイトルで、(1)ボールゲームの授業をめぐるひとつの問題、(2)問題の解決へ向けた2つの取り組み、(3)学習指導要領との関係について、(4)タグラグビーの魅力と題して講義を進めました。

 次に校庭での実技指導に移り、「小学校におけるタグラグビーの指導方法」とのタイトルで、(1)準備運動としての遊び(低学年で扱う運動遊びを含む)、(2)やさしいルールのゲームとその指導法、(3)発展したルールのゲームとその指導法、(4)攻め方と守り方の作戦例と題して、基本となる2人1組のタグの取り合いと、大きな声で「タグ」の発声練習、ロブ・ザ・ネスト、タグ取り鬼ごっこ、パスの練習等のタグラグビーのゲーム・試合を行ううえでの基本を学んでいただき、次は2チームに分かれ、まずは走らず歩いてプレーさせる事によりオフサイドに関する理解に努め、試合のプレーを時々止め解説を行う等の模擬試合を行いました。

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 講義に加え、自らタグラグビーを体験していただき、子供達に対するタグラグビーの有効性・魅力等について理解していただけた研修会となり、今回もまた、タグラグビーの良き理解者を増やす事に成功しました。

 研修会終了後、何人かの先生方から、是非、学校に持ち帰り子供達に指導してみたいのだが、改めて子供達の指導に出向いて欲しいとの要望に対して、快諾すると共に、今後、先生等と共に江東区ラグビー協会の会長を務める山崎江東区長を巻き込み、秋頃に「江東区カップ・タグラグビーフェスティバル」の開催話まで話題が盛り上がり、散会となりました。

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報告:佐々木文昭(日本協会普及・競技力向上委員会 アドバイザー)

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