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2012/6/16

福井県ティーチャー研修会

事業名 小浜市タグラグビーティーチャー研修会
主 催 福井県ラグビーフットボール協会
日 時 平成24年5月12日
会 場 小浜市総合運動場 陸上競技場・研修室
受講者 16名
講 師 畠中 豊(福井県ラグビーフットボール協会)

 小学校の新学習指導要領に例示された「タグラグビー」が、全国の小学校体育授業に本格導入される中、小浜市で一昨年に引き続き2回目のティーチャー研修会を開催しました。当日は、5月中旬に関わらず最高気温が14℃と寒い日となりました。
 今回の講習は小学校教諭、小浜市スポーツ推進委員、地元のラグビー関係者の方々に参加頂きました。福井県は6年後に国体の開催を控えて、また小浜市はラグビー競技の開催地になっておりラグビーへの理解いただくとともに、ジュニア選手の拡大も必要とされております。講師は福井県ラグビーフットボール協会タグラグビーエデュケータである畠中 豊が行いました。まずは、研修室にてプロジェクターを使い、小学生の体力低下や学校での体育授業の問題点などを解説し、更に体育授業の中でのタグラグビーの可能性や魅力などをいろんなデーターをもとに講義を行いました。

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 後半は陸上競技場に移動し実技研修を行いました。初めに、「三角ランニングパス」「タグ取り鬼」「サークルパス」「1対1トライ合戦」等の基本メニューを紹介していき、各種目の実施上の注意点など行って行きました。ラグビー経験の有無に関係なく鬼ごっこ感覚で楽しめるのと、運動量の多さを実感してもらえたと思います。参加者はタグを追い夢中になって取り組んでいました。

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 続いてゲームの進め方を説明しました。最初は「スローフォワード」だけを反則としたやさしいゲームから始め、タグの回数も決めずトライするまで攻撃をしてもらい、トライする喜びを実感してもらいました。その後、徐々にルールを加えて行きました。ここでもルールの導入に仕方や実施上の注意点、特に安全面での配慮、運動が苦手な児童への指導方法等について説明を行いました。最初は個人技で突破しようとするのが目立ちましたが、後半になるとチームワームが芽生えてフォローしてボールを繋いでいました。

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 講習の最後に感想を聞いたところ「ボールを持ったり、タグを追いかけたりしているうちに自然と身体が動き、結果豊富な運動量が得られる。」「ルールが簡単だから子どもたちに教えやすい。ただオフサイドを教えるのが難しい。」などご意見をいただきました。最後に研修会のまとめを行い、講習会を終了しました。

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報告:畠中 豊(福井県ラグビーフットボール協会)

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