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2014/3/26

トライセットレポート「神奈川県 相模原市立大野台中央小学校」

学校名相模原市立大野台中央小学校 実施日2月26日
担当教員名荒木 真人 実施学年・人数3年生 32人
学校・学級紹介  相模原市の中でも『こもれびの森』に近く、自然に恵まれた地域にある学校で、800人を超える児童が通う規模の大きい学校である。休み時間には校庭が混雑してしまうほど、外遊びを楽しむ児童が多い。
 本学級では特にドッジボールの人気が高く、休み時間になると元気にボールを投げ合う姿が見られる。夢中になりすぎて言い合いになることがあるが、成長につれて、相手の考えを受け入れられるようになった。そういった児童の認め合う力を効果的に高めることも視野に入れ、タグラグビーの導入を検討し、本学級のみで試験的に導入した。
実施内容 ◯オリエンテーション(タグやコートの準備・タグラグビーとは)
◯タグ取り鬼
◯タグラグビーの基本的な動き(△ドリブル・横並びパス)
◯簡易的なタグラグビーのゲーム
指導のポイント 子どもたち自身が
◯味方の後ろについて走り、ボールをもらうこと
◯タグを取るとき「タグ!」と大きな声を出すこと
◯仲間が取りやすいパスを両手で下から投げること
◯ボールを持ったら相手のゴールに向かって前進すること
 →(関連させて)タグは取られてもよいこと
などが大切だと気づき、教師が声かけをしながら指導を行った。
感想・印象
今後の課題
☆メリット
・動きがやさしいので自分のもっている力で楽しめる
 (両手で投げたボールが前からフワッととんでくる)
・他競技に比べ、ボールではなくタグをねらうので、守備の動きもやさしい ・タグ取り鬼では、取ることと取られることが同時に行われるので運動量が極端に増える
・児童が初めて経験する競技であり、能力差が生じにくく誰もが同じスタートに立てる

★デメリット
・準備に時間がかかる
・正規ルールだと複雑に感じられることがある
 →理解が難しい児童にとっては、おもしろさが伝わりにくい

子どもたちの思考を促し、ルールや場を工夫しながら行うことで体力や思考・判断力の向上が見られると考えられる。タグラグビーを基にし、系統的な学習を計画していきたい。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート
 2)児童感想文
 3)写真

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