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2014/3/12

トライセットレポート「岐阜県 瑞穂市立中小学校」

学校名瑞穂市立中小学校 実施日2学期
担当教員名河合 博之 実施学年・人数5年 44人
学校・学級紹介  校区には、水田や柿畑が広がる農業地域と古くから発達した美江寺、重里、十七条、十八条の4つの集落が点在している。また、校区の中央部を中山道が通っておりかつては宿場町としても栄えた。学校は、中山道の旧宿場美江寺の町中に位置しており、また、校地内には戦国時代の和田氏の居城であった美江寺城跡がある。
「学び合う子 心豊かな子 元気な子」の教育目標のもと、体育のボール運動を中心として、仲間との関わり合いを大切にしながら、自分たちの願いに向けて粘り強く取り組む姿を目指して指導を進めている。
実施内容  体育の「ボール運動」として取り組んだ。子どもたちが大好きな鬼遊びの要素があり、接触プレーが禁止されていることで運動に苦手意識をもつ子にも取り組みやすいのではないかと考えた。
 しっぽ取りやパス練習など、タグラグビーにつながる運動の経験はあるが、実際にゲームをすることは初めてなので、単元のはじめにビデオを使って基本的な動き方やルールの確認を行った。
指導のポイント  慣れないボールと慣れない動きに早く慣れるように、単元の前半に楕円形のボールやタグラグビー特有の動きに慣れる運動や簡単なゲームを取り入れた。
 また、楽しく学習するために、学年の発達段階と児童の実態に合った特別なルールを取り入れた。
【特別ルール】
・ノックオン(ボールをキャッチミスして前方へこぼす)は反則とせず、キャッチミスした地点から攻めのフリーパスでリスタートする。
・トライする直前にタグを取られても3歩以内であればトライを認める。
感想・印象
今後の課題
 接触プレーではなく、相手のタグを取ることで攻撃を止められることや、ボールをもって走り、タグを取られても落ち着いてパスをすることができることから、普段体育の授業に消極的な子どもも、楽しみながら参加することができた。
 低学年ではしっぽ取り鬼を、中学年では簡単なルールでタグラグビーを、高学年では作戦を立ててチームで協力してトライをめざすタグラグビーを、それぞれ行うことで、前の学年で身につけた技能を生かしながら系統的に学習することができると考えた。
 今後は、ルールを工夫することで、学年を超えて全校でタグラグビー大会を開くなど、楽しみながらタグラグビーに取り組めるようにしていきたい。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート
 2)児童感想文
 3)写真

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