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2014/3/6

トライセットレポート「高知県 南国市立岡豊小学校」

学校名南国市立岡豊小学校 実施日12月上旬~中旬・8時間
担当教員名野村 武志 実施学年・人数第5学年37名
学校・学級紹介  「土佐のまほろば」と呼ばれる南国市。岡豊小学校はその北部に位置する。地域には,多くの古墳や史跡などがある。本校のすぐ西には,戦国時代,四国に覇を唱えた長宗我部元親が居城を構えた岡豊山がある。現在,岡豊山は整備されて高知県立歴史民俗資料館が建ち,桜の名所ともなっている。本校の教育目標は,「地域を愛し,学び続ける岡豊の子を育てる」である。自ら考え正しく判断できる子(かしこく),心豊かな助け合う子(やさしく),健康で最後までやり抜く子(たくましく)を目指す児童像として,日々の教育活動を行っている。 全校児童は249人。5年生は男子23名,女子14名。本学級は、明るく活発な児童が多く,体育学習には意欲的に取り組む姿が多く見られる。特に,ボールを使った運動には強く興味を示す。
実施内容 《ラグビーボールに親しもう》
・グリッドを使ってのタグ取り合戦
・タグ取り鬼ごっこ
・円陣パス
・グリッドを使ってのパス練習
・ミニゲーム(1対1・2対1・3対3)
《ルールを作ってゲームをしよう》
・接触プレーはすべてなし
・ノックオン・スローファアードは相手フリーパス。オフサイドはゆるやかにジャッジ
《タグラグビー大会を開こう》
・6人1チームで3チームずつのリーグ戦方式、2リーグの同順位同士で決勝戦。
指導のポイント ・タグを取ったときには大きな声で,「タグ」と言って頭上にタグを掲げる。これによって味方にもにも敵にもタグの成立がわかり,プレーがスムーズに進行する。
・タグをとられたら,すぐに味方を見つけ,取りやすいパスを出す。
・「投げやすいパスより,取りやすいパス」を出そうと呼びかける。
・ラグビーは陣取りだから,ボールをもらったら,できるだけ前に進む(後ろにもどらない)。
・走りながらパスを出したり,走りこんでパスをもらったり,スピードのある動きをする。
・審判の指示は絶対である。(文句を言わない。)
・「ノーサイド」という言葉の意味を教える。勝ち負けも大事であるが,相手チームと審判がいて初めて試合ができることの大切さを指導する。礼儀とフェアプレーなどスポーツマンシップの大切さも指導する。
感想・印象
今後の課題
・授業では,初めて取り組むタグラグビーであったが,みんなが楽しく取り組めた。ルールを守ってプレーができ,ラグビーの楽しさを実感できた。
・タグラグビーのルールはシンプルであり,ふだんボール競技で目立ちにくい児童でもボールを持って走り回ったり,タグをとるため一生懸命敵を追っかけたり,夢中になっている姿がたくさん見られた。「またやりたい!」という感想が多かった。
  ・サッカーやバスケット等と違い,ドリブルやシュートのスキルを身に着ける必要がないので,鬼ごっこの感覚で走ることができ,どの子にも運動量が確保され,運動技術の向上に向いているスポーツだと感じた。今後も体育の授業の中で取り入れていきたい。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート
 2)児童感想文
 3)写真

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