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2014/3/6

トライセットレポート「茨城県 常陸大宮市立村田小学校」

学校名常陸大宮市立村田小学校 実施日平成26年1月28日
担当教員名青木 文子 実施学年・人数第4学年 34名
学校・学級紹介  本校は,茨城県北西部に位置し,市の南西部には那珂川が,市の東部には久慈川が流れる自然豊かな地域にある。本校児童は168名で,運動の好きな子どもが多く,休み時間には校庭へ出て元気に遊ぶ姿が見られる。
 4年生児童は34名(男子14名,女子20名)で,明るく活発な子どもが多い。体を動かすことを好み,特に走ることやドッチボールやサッカー,ポートボールなどの球技が大好きである。3年生でタグラグビーに似た簡単な内容を経験しているが,本格的なタグやラグビーボールを見ることも使うこともはじめてだったため,目をきらきらさせながら取り組んでいた。
実施内容 (1)オリエンテーション(学習のねらいやきまりの確認,チーム(色)分け,ベルトの調整など)
(2)タグ取り鬼
(3)通りぬけ鬼
(4)円陣パス
(5) 簡単なタグラグビーゲーム(基本はタグ取り鬼。ボールを持っている人はタグを取られない。仲間がタグを取られそうになったらボールをパスして助ける。)
(6)タグラグビー大会(チームでルールや作戦を考えながらチーム対抗戦で行った。)
指導のポイント ・安全を第一に考え,危険な行為をしないよう決まりを徹底した。
 (ぶつからない・押さない・腕をつかまない・足をかけない・後ろ向きで走ってくる人がいたら避ける・2本のタグを一度に取ってはいけない・タグを取りに来た相手の手を振り払わない・・・など)
・まずは,タグを取ったり,ボールをパスしたりすることを楽しむために,タグ取り鬼を基本とした簡単なタグラグビーゲームを多く取り入れ,子ども達の意欲が続くようにした。
・タグラグビーでは,ボールを後ろにパスすることが難しいようだったので,ボールラインよりも後ろを走ることを助言して行った。チームで作戦を立てたり,チームで練習したりする時間も多くとるようにした。
感想・印象
今後の課題
・走ることや鬼ごっこが好きな子ども達にとって,はじめて行ったタグ取り鬼は,本当に楽しそうに取り組み,タグラグビーに親しむ良いきっかけとなった。また,日常の遊びの中で行っているタッチ鬼だと「触った」「触られていない」でもめることがあるが,タグは取られたことがはっきりとしているので,もめることもなくスポーツとして楽しむことができた。
・チームワークが高まり,だんだんと自分たちから作戦などを考えたり,ゲーム中に声を掛け合ったりするようになるなど,コミュニケーション能力の向上にもつながったように感じる。
・これだけのトライセットがそろっているので,中学年にとどまらず,全学年で系統的に指導していくことができたらいいと思う。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート
 2)児童感想文
 3)写真

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