ホーム
導入事例
導入事例詳細

導入事例

2014/1/18

トライセットレポート「岡山県 小田郡矢掛町立小田小学校」

学校名矢掛町立小田小学校 実施日平成25年11月
担当教員名岩垣 智也 実施学年・人数3,4年 27人
学校・学級紹介  小田小学校は全校児童83人の小さな学校です。温かい地域のの人々と豊かな自然に囲まれ、子どもたちはのびのびと勉強にスポーツに打ち込んでいます。
 運動への意欲も高く、放課後の水泳練習や陸上練習にも積極的に参加しています。また、休み時間にも縄跳びやマラソンに取り組み、体力の向上のために努力しています。体育の授業には低学年、中学年、高学年で合同体育を行っています。異学年との交流を通じた仲間づくりや上の学年が下の学年のお手本となったり、憧れの対象となったりするなどの、とてもよい縦の関係づくりができています。2年間同じ内容に取り組むことで、より技術が工場するよさもあります。
実施内容  3年生14人、4年生13人で実施しました。
 まず、タグ取り鬼を行い、タグを取る動作や、タグを取る際のルールを確認しました。次にラグビーボールに慣れるために円になってパス回しの練習をしたり、チームでパスをしながら走ったりしました。また、ボールを持ってはしり、相手をかわす練習を取り入れた、走ってトライする意識が持てるようにしましたゲームでは最初のステップとして、“タグを取られたら攻守交代”というルールからは始め、徐々に本来のルールに近づけていくことで必要な技術を無理なく、楽しみながら身に付けることができるようにしました。
指導のポイント  子どもたちになかなか浸透しなかったポイントが2つあります。1つ目はタグを取る時に「タグ」と言こと、2つ目がタグを取られたらすぐに味方にパスをすることです。この2つがなかなか身に付かないため、始めのうちはタグを取った段階でゲームが停滞してしまうことがありました。そこでタグを取る時に、大きな声で「タグ」ということ、「タグ」が聞こえたら2秒以内にボールを投げることを徹底しました。
 これを続けていくことで、「タグ」と聞こえたらすぐにパスをするという意識が高まり、スピード感のあるゲームがすることができるようになりました。また。タグを取られた後のパスも段々と味方に向けてパスをすることができるようになりました。
感想・印象
今後の課題
 タグラグビーは続けて活動していくとどんどんスピード感が生まれ、攻守交代もめまぐるしくなりとても楽しく活動できるスポーツだと思います。また。始めた頃と終わりの頃でゲームのスピード感が全く違うので、個人の技術の上達をとても実感させることができます。どの子どもも、終わるころには「もっとやりたい」と目を輝かせながら話します。
 今後はより自分で相手をかわし、トライをするよう気持ちを高めるためのルールや練習法の工夫や、運動に対し消極的な児童に対してやる気を持たせるための指導計画について考えていきたいと思います。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート
 2)児童感想文
 3)写真

導入事例一覧へ