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2014/1/8

トライセットレポート「北海道 函館市立えさん小学校」

学校名函館市えさん小学校 実施日平成25年9月5日
担当教員名加藤 一明 実施学年・人数第5学年24名
学校・学級紹介 立地・・・函館市街地から30kmの海岸町で、山が海岸まで迫り平地が少なく運動能力の育成には不適な場所にあります。

児童・・・全児童105名の小規模学校ですが、少年団のサッカーや野球など活発に行われており、学校・保護者・地域が一体となってその指導や運営に当たっています。近年、肥満傾向の子どもが若干増え出し教職員は懸念していますが、皆明るく元気で、思いやりがあり、いじめなどはまったくありません。

地域・・・昆布漁が盛んで、7月から9月までは朝6時から昆布採取を行い、子どもたちは昆布干しを手伝ってから学校に来る子も中にはおります。また、昨年度から小中学校連携協議会を設立し、地域で15歳の子どもたちを責任をもって育てようと町内1校づつの小学校と中学校が中心となり教育活動を進めています。
実施内容 ・パスをしながらのゲームでウォーミングアップ。
・タグを取る時のルールを簡単なゲームを通じて知る。
・小スペースでのボール運びゲーム。
・実施にゲームをしながら、さらに詳しくルールを指導。
(最後にはなんとなくゲームになり、考えて動くプレーも出てきた。)
指導のポイント  “パス”と“タグを取る”の2つの要素があるタグラグビーでは、基本の動きとルールの定着のため、はじめにどちらか一方に目的を絞った簡単なゲームをそれぞれ取り入れることにより、子どもたちのイメージが整理され明確になっていた。

 ボールを持っている人よりも後ろにいなくてはいけない事は理解していても、実際にはなかなかできないので、小ゲームを通じて実践させることがよかった。
感想・印象
今後の課題
 サッカーなどの競技と違い、前にパスできないことによって、後ろへさがるという動きが多く出てくる。今までの間隔と違う部分なので、戸惑うことも多いが、そういった必然性により、普段、体育が苦手な子でも自然と体を動かしていた。どの子も運動量が多くなるという利点がタグラグビーの最大の魅力だと感じた。

 また、評価の観点からも、自分達で工夫して動く姿も見えた。今後、チームごとに作戦を考え、より主体的に動くことができそうだ。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート
 2)児童感想文
 3)写真
 4)指導計画
 5)年間指導計画

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